#Fukushima: #原発 は熱冷却機能全喪失なら何処でもメルトダウン・3/3 Arnie Gundersen☆日本語訳☆彡

 
[日本語訳↓・字幕: Jo2Rayden] *Part 3/3 Fairewinds,17 Dec.2012.
"More Lessons From the Fukushima Daiichi Accident: Containment Failures and the Loss of the Ultimate Heat Sink":http://www.fairewinds.org/ja/node/493

* 新しいトピックは、原子力発電所用の冷却水が利用不可能な場合に起こる問題です。私たちは、それを"究極的な熱冷却の全喪失"と呼びます。私は福島原発事故から2週後にCNNで、こう説明しました。「ディーゼル機関の浸水だけではなく、もし浸水が無くても、原発はメルトダウンしたでしょう。海洋に沿ったポンプは、津波によって破壊されたからです。」
私はさらに別の番組"Five O'Clock Shadow"でも、フォートカルフーン原発の洪水の問題について話しました。また私は、フォートカルフーンで上流のダムが決壊すれば、福島第一と同じ事故を引き起こしていただろう、と言う事実を話しました。原発の冷却用ポンプを浸水させていたでしょう。同じラジオ番組で、私は、南部の下流にあるオコニー原発の上流に巨大なダムがある事実を話しました。
  

さて、何か推測してください。2012年になり、原子力規制委員会で2人の内部告発者が現われました。そして、NRCが、私たちが2011年に知っていた事をずっと判っていたと語りました。内部告発者は、私たちに、NRCにその問題に関する報告書があると伝えただけでなく、たとえ彼らがその問題のことを知っていても、NRCはその問題に関して何もしていないと伝えているのです。さて、彼らは査察総監に報告書を書きました。また、なぜNRCが重大な安全問題、国中の23の異なる原子力発電所での"究極的な熱冷却の喪失"の問題を隠しているか確かめるため、原子力規制委員会を調査するように、彼らは、査察総監に頼みました。
ここに、査察総監への彼らの報告書の最初の一文があります。彼らは、「原子力規制委員会が、故意に適切で注目すべき安全情報の特性を誤って記述した。」と主張しています。NRCが行ったこと、それは"保安関連"と呼んだことです。また、"保安関連"だった為、つまり、皆さんと私はその情報の中身を知ることが出来なかったのです。実際、それは全く"保安関連"ではありませんでした。上流のダムの決壊から原発を保護する"費用"から、原子力産業を保護する為でした。洪水がどこから来るかは重要ではなく、冷却ポンプは浸水するのです。それは津波とは限りません。オコニーやフォートカルフーンのように、それは上流のダムの決壊で有り得ます。あるいは、Oyster Creek原発でハリケーンSandyの後に起こった高潮により起り得ます。どんな場合も、アメリカの多数の原子力発電所は、"究極的な熱冷却の喪失"に従います。原発の取水工が、浸水し得るからです。


今、これは解決することができる問題です。水中ポンプ=水中稼働ポンプと呼ばれるものです。取水工ポンプは、水中用にすることが出来たのです。ですから、大自然が何を起そうとも、それらは浸水に耐え得るし、原子炉を冷やし続けることができます。私は、それは重要な修正であり、全面的に作られるべきだと思います。2013年には、この"究極的な熱冷却の喪失”に原子力規制委員会が実際に深刻に目を向けて、水中用にする為に冷却ポンプを直す提案をすることを、私は望みます。福島第一原発事故が、ここで起こらないように。

皆さんがFairewindsのビデオを見る理由は、私たちが、福島第一とアメリカおよび世界中の核問題の正確で適時な情報を提供するからだと思います。その種の分析はコストがかかります。現在、私は無償で働いています。ビデオ作製の為に、私はボランティアとして時間を割いています。妻のマギーも同じです。つまり、私たちには、これを補うべき費用がございません。
今年も年末となりました。皆さんがFairewindsへの寄附をお考え下さるよう、望んでおります。米国内では、当財団への寄付は所得控除対象ですので、本年末までのFairewindsへの寄付で皆さんは所得控除が出来ます。
どうもありがとうございました。アーニー・ガンダーセンでした。またご報告したく思います。

-END-


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#東電 も #福島 #原発 3号機はDetonation[=臨界爆発?]と認めた! ・2/3☆Arnie Gundersen☆日本語訳

東電も福島原発3号機は Detonation[=臨界爆発?]と認めた☆字幕 2/3

[日本語訳↓・字幕: Jo2Rayden]Fairewinds:17 Dec.2012. Part2/3☞ 0:40から。
"More Lessons From the Fukushima Daiichi Accident: Containment Failures and the Loss of the Ultimate Heat Sink": http://www.fairewinds.org/content/more-lessons-fukushima-daiichi-accident-containment-failures-and-loss-ultimate-heat-sink
* Fairewindsのアーニー・ガンダーセンです。これで、福島第一原発事故から二度目の12月です。
* 東京電力は、今年9月に報告書を公表しました。また、それをIAEA国際原子力機関に提出しました。その報告書は、福島第一の爆発のより完全な分析です。また、それは20­12年に知り得た事態について議論し、2011年に分析で具体化出来なかったことです。
* さて、私は、爆発が即発臨界によったと述べました。核燃料プール中の"モデレート(=緩和された)"即発臨界が上向きの力を生み出した。彼らは、それが地下室の水素によっ­て引き起こされたと述べました。私は、それが第2の問題であると皆さんに述べました。実際に重要なことは、東京電力のスライド #19の終わりの言葉です。東京電力は、これが"デトネーション"爆発だったと認めています。"デトネーション"とは、爆発が音速より速く移動する衝撃波であることを、皆­さんは思い出すでしょう。(=臨界爆発でないとマッハ速にならないはず!?)誰も"デトネーション"爆発の衝撃波に耐え得る格納容器を設計していません。したがって、東京電力が、­3号機の爆発がデフレグレーション(爆燃)ではなく、"デトネーション"爆発衝撃波だった、と遂に見解が一致した事を、私は歓迎致します。
 

したがって、私は最初の重要なこ­とは、原子力規制委員会が格納容器が漏れるということを認めることだと思います。二番目に、原発が"デトネーション衝撃波で爆発する場合があるということです。さて、福島­第一以来、私は原子力規制委員会の分析を注視しし続けています。誰も、原子炉格納容器に対する"デトネーション"爆発衝撃波の影響について語っていません。これはすべての­原子炉格納容器設計に大きな波及効果があるのです。そして、砂の中のダチョウのように、原子力規制委員会は、単に福島第一3号機で、"デトネーション"爆発衝撃波があった­という事実を無視しています。この東京電力のスライドショーは、格納容器の保全に関して、二、三のものを示します。最初に、格納容器が漏れるという明らかな証拠です。もし­人々の避難距離および撤退を計算に入れる場合、格納容器が漏れる場合があると、原子力規制委員会が認めれば、素晴らしいでしょう。しかし、第2に、実際に原子炉格納容器は­、"デトネーション"爆発衝撃波によって破壊される場合があるのです。私たちは、当財団ウェブの音声録音で話しましたが、3号機は今、爆発の結果酷く破損しています。もは­やクレーンを扱い、燃料プールから核燃料を持ち上げることができないのです。その損害は、デフレグレーション(爆燃)によってではなく"デトネーション"爆発によって引き­起こされましたが、未だに原子力規制委員会は、それが米国で起こりえないふりをしています。さて、それは起こりました。また、それが起こったなら、それが再び起こるかもし­れないことを意味します。つまり、格納容器の分析は事実を反映する必要があります。水素爆発の結果、音速より速く動く衝撃波が起るのです。


今、これは単に古いマーク1の設­計に関する問題だけではありません。ジョージアで建設されている真新しい設計の[東芝ウェスティングハウス]AP1000格納容器は、設計限界から10分の1ポンドの力し­か余裕がない。"デトネーション"爆発衝撃波があると仮定していません。格納容器が設計限界に非常に接近している場合、私たちが知っているような"デトネーション"爆発衝­撃波があった場合、格納容器を粉砕するでしょう。これは原子力産業が、この強化の為に学習・分析する必要がある教訓で、操業している数々の格納容器を進歩させるでしょう。

-つづく- Part3/3☞ http://www.youtube.com/watch?v=C4Ll0AvEU0U

*Tokyo Electric released a report in September of this year.
*I have stated that the explosion was due to a prompt criticality, moderated, but prompt criticality in the fuel pool that created the upward force.
* Tokyo Electric acknowledges that this was a detonation.


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#Fukushima: #原発 格納容器はどれも #放射能 漏れる! #東電 も認めた☆Arnie Gundersen☆日本語訳・1/3

 
[日本語訳↓・字幕: Jo2Rayden] Fairewinds,17Dec.2012 Part1/3.
"More Lessons From the Fukushima Daiichi Accident: Containment Failures and the Loss of the Ultimate Heat Sink": http://www.fairewinds.org/content/more-lessons-fukushima-daiichi-accident-containment-failures-and-loss-ultimate-heat-sink
* Fairewindsのアーニー・ガンダーセンです。これで、福島第一原発事故から二度目の12月です。
* 東京電力は、今年9月に報告書を公表しました。また、それをIAEA国際原子力機関に提出しました。その報告書は、福島第一の爆発のより完全な分析です。また、それは2012年に知り得た事態について議論し、2011年に分析で具体化出来なかったことです。
 

* その報告書はウェブサイトにあります。スライド7を見ましょう。TEPCOプレゼンテーション中のスライド7は、マークI原子炉格納容器のどこが漏れる場合があるかの検査です。さて、私たちは有名なビデオを見ましたね。原子炉格納容器の蓋が上がり、ガスは外に漏れ出ています。
「憂慮する科学者同盟」も、2011年にそれを問題にしていました。
そして今2012年最後に、改善した分析を、東京電力は発表しました。
あら!ところで、原子炉格納容器は漏れる場合があります、と。
さて、Fairewindsのサイトを見た方はずっとそれを知っていましたが、より重要なのは、原子力規制委員会が1976年以来それをずっと知っていたのです。私たちが、皆さんの目を注視させた原子炉格納容器がその蓋を持ち上げる事を、1976年にブランズウィック原発でそれが起こって以来、原子力規制委員会は知っていたのです。
しかし、今、TEPCOのスライド上のスライド#7で、彼らは述べた。
「大変だ!」 蓋が上がり始めて、マークI原子炉格納容器は漏れる場合があるのです。
原子炉格納容器の底は、機器搬入口と呼ばれる場所で漏れる場合があります。
"原子炉格納容器の上部は、ほとんど同一の設計です。(=蓋が外れ漏れる!)" また、さらに、格納容器貫通部が漏れる場合があることを示しています。
さて、このスライド7は、原子力規制委員会が会合で言ったことに完全に反論しています。事故のちょうど6か月前の、原子炉格納容器保全に関する原子炉安全諮問委員会のその会合に、私も参加しました。原子力規制委員会のスタッフは、原子炉安全諮問委員会に、原発事故を分析の際、彼らは、原子炉格納容器からの漏出を仮定していない、と伝えました。
さて、福島第一原発事故は、一度、二度でなく、三回も、原子炉格納容器はまた漏れ得ると証明しました。しかし、NRCの分析のすべてでは、彼らは、原子炉格納容器は本質的に"漏れない"、と今日でさえ仮定し続けています。


スライド19に移りましょう。何が3号機の原子炉格納容器に起こったかに関する東京電力の仮定です。約1マイル直上に天高く爆発したことを、皆さんは思い出すでしょう。さて、彼らは、約1,000kgの水素が原子炉格納容器から、なんらかの形で漏れたと仮定します。また、彼らは3号機がその1,000kgの爆発の原因だとします。さて、そのスライドの下部を見れば、なんらかの形で1,000kgの水素が地下室の中で行き詰まったと仮定されます。また、最下部から、それは建物を通って上方へ吹き上がりました。水素は空気より軽いと思います。水素は、建物を通って上がっていったと想定するでしょう。東京電力は、どのように空気より軽いものが地下室に行き着くことができたと仮定するか、述べていません。
別の部分の問題は、彼らが、水素がどのように外に出たか説明していないことです。
それは原子炉格納容器ハッチのような格納容器側面を通って漏れましたか?
格納容器貫通部を通じて漏れましたか?
彼らには、わかりません。

-Part1終了-

-つづく- ☞Part2/3 http://youtu.be/6CJGSHf5qaE



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#Gundersen: #Fukushima #放射能 健康被害 #原発 石棺化必要!(日本語訳) US intervention #Japan #Nuclear Politics

Gundersen: Fukushima, 放射能健康被害、原発は石棺化必要!(日本語訳)
US intervention Japan's Nuclear Politics.
 
<日本語訳↓・字幕: Jo2Rayden > *Source: The BEZ (WBEZ Radio) Date: Oct. 2, 2012
http://www.fairewinds.org/ja/content/npr-chicago-world-view-discussion-fukushima-and-world-nuclear-politics

* 1:13よりインタヴュー開始(日本語字幕)。
「ようこそ、Arnie Gundersenさん。」

Gundersen: どういたしまして。

「第一に、原子炉それ自体は、誰でも知っていると思いますが、完全に即席に除染することは出来ないでしょう。」「しかし、どの様な手段で、私たちは対処するのでしょうか?」

Gundersen:
多くの人々が、福島第一の原子炉は最終的にシャットダウンしたと考えています。地震直後に、原子炉制御棒が原子炉に挿入され、核連鎖反応が止まっています。核燃料は、5年間は物理的に高温なままです。数十年間は、高放射能です。つまり、今起こっているのは、原発が高度に汚染され続けているという事です。多くの崩壊熱がまだあります。
1号機は、昨日、冷却装置の問題のため、約18度温度増加しました。したがって、たとえ公式に冷温停止状態と宣言しても、それらを冷やさなければなりません。4つの原子炉は、すべて高度に汚染されていて、作業は、ほとんどすべて遠隔に行われています。巨大な建設用クレーンがあります。オペレーターはいません。また、それらはこの原発建物の撤去に使ったワイヤーによって行われています。
1号機で最も興味深いことは、それを冷却し続けなければいけないこと。
彼らが、起こっていると考えているのは、ある種の生物的な汚れが生じているのです。パイプは、有機体をその内部で育てているのです。そして、そのパイプは、原子炉に冷却水を流し込んでいます。水温は、まだ摂氏・約80度。華氏・約170度です。したがって、それはまだ沸騰していませんが、その問題が解決されない場合、たとえ、事故後18か月経っても、これら原子炉は再び沸騰し始めるでしょう。

この一年間で、私は考えを変えました。
[熔けた核燃料]は、約5年間は物理的に冷えなければなりません。その後、十分に冷却され、水冷ポンプを動かさなくてもよくなります。5年後に、非常に費用が掛かるが困難な汚染除去および撤去を始めることができると、私は思っていました。
過去18か月で、私は考えを変えました。原発は高放射能です。
問題は、何万もの日本人作業員を高放射能で被曝させるのか?
あるいは、これらの原子力発電所を単に[石棺化]長期保存し、そして、100年後に戻るのか?
どちらの方法をとっても、1000億ドルの費用が掛かるのです。福島第一原発だけでですよ!
福島県の除染費用を除いてです。4つの原発が爆発したのです。
問題は、[70-100億ドル]も今費やすのか?
そして人々に危険な被曝をさせるのか?
なんの利得のために?
或いは、コンクリートでこれら原発を石棺化し、100年後に戻ってくるのか?
それは日本人が、まだ答えなければならない疑問なのです。

「何をすべきでしょうか?」

Gundersen:
原子炉を石棺化し、後で戻るべきでしょう。なぜ、そのようにしないのかと言えば、見た目のインパクトの恥ずかしさなどが確かにあるのです。
しかし今、私の考えでは、除染作業での人々の生命と癌の可能性の方が重要です。
チェルノブイリで行った、原子炉のまわりを石棺化することを基本的に行うべきでしょう。基本的にそれらをコンクリートで覆うことです。
更にプラントの下の穴からの水と、地下水のくみ上げが絶えず必要でしょう。なぜなら、海洋および地下水への放射性物質の浸出がまだあるので、それが外の環境に漏出しないようにしなければなりません。
私自身の心には、原発の除染作業の単なる物理的影響の為に高濃度放射線に、何万もの日本人作業員を被曝させる行為を、正当化できません。
 

*1:13 Gundersen: There' still a lot of decay heat. Just yesterday Unit 1 saw a temperature increase of about 18 degrees because of a cooling system problem. So they have to be cooled even though they're officially shut down. ..Unit 1′s been the most interesting as far as keeping it cool. They think what's happening is some sort of biological fouling is occurring, the pipes are getting organisms growing inside of them, and it's plugging the cooling flow into the reactor. If the problem doesn't get resolved, again even though its 18 months after the accident, these reactors can begin to boil again.

* 3:52 Gundersen: The question is do you spend it [$70-100 billion] now and risk high exposures to people for what gain, or do you entomb these plants with concrete and then come back in a hundred years, that's a question the Japanese have yet to answer. ..I would entomb them and come back later. ..I would do basically what we've done at Chernobyl, which is put a sarcophagus around it. Basically fill them with concrete. I would also then bore under the plants and continually withdraw the groundwater, because there's still going to be seepage of radioactive material into the ocean and into the groundwater and keep that from seeping out into the environment. ..I just cant justify in my own mind exposing tens of thousands of Japanese workers to high levels of radiation.

* 18:56より日本語字幕。
Gundersen:
米国現政府、オバマ大統領の高官、ヒラリー・クリントン国務長官が、先月、日本に原子力発電を止めない様ロビー活動をし、したがって、日本の財界側と同様にアメリカからの集中的な圧力があり、この手の曖昧な[脱原発]デッドラインを作成し、実際には誰も何もできないようになったのです。
* 18:56 Hillary Clinton and the current administration's intervention in Japanese politics to persuade them to continue on with their nuclear program.



* 24:56から日本語字幕。
「将来、人々が直面する健康への憂慮はありますか?それに対する現実的な心構えはありますか?」

Gundersen:
いいえ。原子力産業は、こう言っています。これら原発事故の結果、100人が癌になるでしょうと。
私は、率直に...分析を述べましたが、事故により100万人が癌になるでしょう。
原発事故の前に信頼されていた、その同じ人たちが今こう言う。事故は起こり得ないと。そして、今、彼らはこう言う、影響は、最小であると。東電と原子力保安院の両方に大きな不信感があります。
市民は、その権威を信頼せず、別の科学情報を探し求めています。

「なぜ、あなたは100万人が癌になると考えるのですか?」

Gundersen:
私はこの計算数値を、スリーマイル島とチェルノブイリ事故の記録から得ました。
その比率から、この事故は、スリーマイル島事故の10万2000倍の量の放射能を放出しました。
比較可能なレベルでは、チェルノブイリより恐らく3倍も多くの希ガス放出とやや少ない量のセシウムを放出しました。だが、比較可能な点は、日本が、2つの事故より、より高い人口密度であるということ。
スリーマイル島事故では、5年後で、肺癌が統計的に20パーセントの増加を示しました。
北カロライナの医学者スティーヴ・ウイング博士によるデータです。
その証拠と比率を、その人口密度の中で放出された量に当てはめてみると、100万人に癌が発症すると導き出されるのです。
私たちは、それを既に見ているのです。
過去2、3か月に検査された4000人の子供達がいますが、そのほとんど半数は、甲状腺結節なのです。通常、甲状腺結節の発症は、子供の1、2パーセントだけなのです。つまり、私たちは、癌の前兆の甚大な増加を見ているのです。甲状腺がんの予備軍として、検査人数で4000人の子供たちから見ているのです。
更に、屋内のほこりのサンプルとして、市民から私たちに送られた電気掃除機のごみバッグがあり、これら家の屋内ほこりは、天文学的放射線数値で、1つのバッグは欧州のラボでテストされましたが、掃除機の907グラムのバッグの中で、10万ベクレルでした。放射性物質は家の中の床にあり、日本人は畳の上で寝たりします。また、私たちは床の上で生活し、座ったりします。日本での体内汚染は、重要な要因になるでしょう。
内部被曝数値の計算では、日本政府もIAEAも、それを考慮に入れていません。

* 24:56 Gundersen: I’m coming up with something on the order a million cancers. We’re seeing that already [...] Kids were tested just in the last couple months and almost half of them had thyroid nodules [and cysts]. Normally about 1 to 2% of kids would have thyroid nodules. So we’re seeing an enormous increase in cancer precursor for thyroid cancers.
The indoor dust in these home is astronomical. The Japanese essentially live on the floor […] Internal contamination in Japan will be a significant factor. Neither the Japanese government nor the IAEA is taking that into account when they do their numbers.
-END-


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#福島原発 プール核燃料の自然発火起り得る! Arnie Gundersen:Can #Fukushima Spent #Nuke Fuel Pools Catch Fire?(日本語訳)

福島原発プール核燃料の自然発火起り得る! Arnie Gundersen:Can "Fukushima" Spent Fuel Pools Catch Fire?(日本語訳)



*Fairewinds, 19 Aug. 2012 http://www.fairewinds.org/content/can-spent-fuel-pools-catch-fire
<日本語要約:魑魅魍魎男さん 修正・追加訳:Jo2Rayden>

今回は、核燃料プールの火災について述べます。
1)可能性は?
2)原因は?
3)その結果は?
なぜ誰もが、福島第一原発の4号機に焦点を当てるのか? その前に、2,3基本的な事項の詳細に触れます。
ウランの核分裂により95%は熱になるが、残り5%は核分裂生成物質に残ります。
冷えるのには5年以上もかかり、使用済み核燃料プールでの冷却が必要になります。
ウランは小指ほどの大きさのペレットの中にあり、4メートルもの鞘にはいっています。その鞘は、ジルカロイド製です。
問題は、ジルカロイは空気中で加熱し過ぎると燃えるのです。自燃性であり燃え出すと水をかけても消せません。
ペレットの収められた鞘は、何本かずつ束ねられています。4メートルもの長さであり、これを原子炉から引き上げ、核燃料プールへ移動します。

2011年4月にFairewindsのサイトで、ジルカロイの鞘一本が空気中で燃えることをビデオで示しました。
破片がテーブルの向こう側へ飛び跳ねました。自燃であり、炎は上がらず、内部に熱源がなくても空気中で燃えました。

問題は、このような現象が使用済み核燃料プールで起きるのか?
誰もが懸念する4号機の問題とは何か?
福島第一では、4機とも危機的状況ですが、特に4号機の核燃料プールが懸念されるのはなぜか?

マークI型原子炉では、使用済み核燃料プールには格納容器はなく、事故が起きれば、放射性物質の大気への放出を防ぐものが無いのです。事故前に4号機の核燃料は、すべて原子炉からプールに移動しました。
これは4号機特有の状況です。
建屋底部に湾曲があり、第1モードのオイラー支柱の湾曲と呼ばれるものです。建屋には、明らかに爆発ではなく地震によるダメージがあります。核燃料は、すべて核燃料プールにあり、地震と爆発で建屋が壊れました。
これらが、世界中が福島第一・4号機に注目する理由です。

米国NRCは、核燃料集合体が空気中で燃焼するかどうか確かめるため、サンディア国立研究所にテストを依頼しました。偶然にも、福島第一原発事故の2週間前にテストは行なわれました。熱源は本物のペレットでなく、トースターなどに使われる抵抗体ですが、本物と同じ熱量を発します。
5時間の実験ビデオを1分に短縮したものをお見せします。
左上は、核燃料集合体で何本もの電線が出入りしています。加熱およびモニタ用のワイヤです。右は、横から見た核燃料集合体の上部と下部です。
5時間のテストで、膨大なデータが得られました。フェアウィンズのサイトにリンクがあります。

最初のビデオは、加熱直前の核燃料集合体です。直後に加熱、すでに煙が出始めています。煙が上がれば、燃えているということです。
最後のビデオでは、核燃料集合体、ジルカロイが空気中で燃えています。着火したのではなく、熱を加えただけで、空気中で燃え出したのです。
繰り返しますが、これはシミュレーションで、電熱を使った実験ですが、燃料集合体一体が、空気中で燃えることは明らかなのです。

福島第一は更に状況が悪く、4号機の核燃料プールには一体どころか1500体もの核燃料集合体があり、そのうち300体は原子炉から移動したばかりで、かなりの熱をもっているのです。
更に悪いことに、日本では熱い核燃料をまとめてプール内に保管しています。
米国では、チェック柄のように熱いものとそうでないものを交互に置き、発熱を分散させますが、日本ではそれをせず、熱いもの同士を隣り合わせに置いています。

核燃料プールで火災が起きうるのだろうか?その証拠となるビデオを得ました。
真の問題は、それが実際どう起こるのか、です。


この7月始めに、福島第一の核燃料プール冷却システムがダウンしました。
7日間、主ポンプと補助ポンプの両方が動作せず、冷却が止まりました。113万リットルもの水の温度が、毎日10℃ずつ上がっていったのです。そして、このビデオのように核燃料は燃え始めたでしょう。
2週間の猶予があったわけで、冷却システムは大抵2週間あれば復旧できるから問題はないでしょう。

問題は、地震なのです。建屋は、既に構造的ダメージを受けており、次の地震により冷却水が漏れたら万事休すです。核燃料を冷却する手段はなく、発熱量は莫大です。核燃料は燃え出し、ジルカロイに収まったウランが大気へ放出されるでしょう。
ブルックヘブン国立研究所の1998年の研究によれば、核燃料プールの火災により18万人が発ガンし、半径60キロの地域が永久に住めなくなるのです。
この研究は、ウランの量を福島の核燃料プールより少なく仮定しているので、実際は、福島第一では、もっと被害はひどくなるでしょう。
原子力業界が何と言おうと、地震で水が抜ければ核燃料プールで火災は起きます。

これは福島第一4号機だけの問題ではありません。
米国には23基のマークI型原子炉があり、福島第一・4号機よりも多くの核燃料を抱えています。
これは国際的な問題です。特に、世界で一番マークI型原子炉があるのは、米国なのです。
日本政府と東電に、一刻も早く核燃料をプールから取り出すよう圧力をかけるべきです。
地震が来て火災が起きるかどうかの論争を待っていられないのです。
米国NRCは、“福島第一で危険性が判った”米国内の23基の核燃料プールから燃料を取り出すよう要求すべきです。
原子力産業は、資金節約の為、核燃料プールを空にしようとしません。


フェアウィンズは、福島第一原発事故以来、世界的に重要な技術問題を取り上げています。
その一つが、マークI型原子炉の使用済み核燃料プール問題です。
フェアウィンズは、非営利団体であり、ビデオ作成や研究等にお金がかかります。
この継続の為に、どうか引き続き皆様のご寄付をお願い致します。

ありがとうございました。またご報告したく存じます。

-END-


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#フクシマ 真実と未来: #3号機 臨界爆発映像と #4号機 爆発の解析 Gundersen 5/12,2012(日本語訳)

フクシマ 真実と未来:3号機臨界爆発映像と4号機爆発の解析 ガンダーセン氏 5/12,2012


<日本語要約:魑魅魍魎男さん ; 訳修正&追加訳、日本語字幕:Jo2Rayden *一部要約> 
Fukushima Daiichi ; The Truth and the Future / Arnie Gundersen
http://www.fairewinds.com/content/fukushima-daiichi-truth-and-future

Magie Gundersen:
こんにちは 広瀬さん。関西のみなさん、こんにちは。
非営利団体のFair winds Energy Educationの設立者で、代表のマギー・ガンダーセンです。
私の夫、主任エンジニアのArnie Gundersenが、トリプル・メルトダウンした福島第一原発の解説を致します。
みなさんがこのビデオをご視聴いただき、ご質問がございましたら当方にご連絡いただければ、ありがたくお答えしたく存じます。


Magie Gundersen:
「福島第一4号機はどの程度危険ですか?また地震や津波に襲われる可能性がありますが。」

Arnie Gundersen:
4号機は最大の懸念事項です。火災になったら東京から逃げなさいと、本にも多くを書きました。
未だに福島原発において、大変憂慮すべき事です。
4号機は、他よりも保管してある核燃料が多い。使用後すぐの核燃料もある。
しかも核燃料は、格納容器には納まっていない。これだけでも、十分に危険過ぎます。
M7.5の大きな地震が起きたら、4号機建屋はもたないでしょう。
使用済み核燃料は、常に水冷する必要がある。空気に触れれば、ジルコニウム被覆管が燃える。
いったん燃え上がれば、水を掛けることが出来無い。水を掛ければ悪化します。
核燃料は、炎が消えるまでに完全に燃やしつくされることになり、放射性物質は大気中に放出拡散し、日本をそして世界を覆うでしょう。
今までに人類が行なった核実験で出た放射能の総量よりも、福島原発4号機プール核燃料の放射能の総量は多いのです。(しかも4号機だけで)
これは非常に大変な状況で、日本政府が早急に移動できるとは思えません。
いつ地震がくるとも限らないので、できるだけ早く燃料を取り出して移動しなければなりません。
重要な所は、スピードだが、日本政府は、2013-14年に4号機を別の建屋で囲い燃料を移動する計画を発表した。
4号機の核燃料移動は最優先事項であるが、東電・政府の動きは遅すぎます。
4号機の核燃料移動は最優先事項です。
同時に、地震に耐えられるように、4号機プールを強化することです。
核燃料プールには、覆いがなく露天状態です。これは危険な状態です。

ブルックヘブン国立研究所の報告では、18万7千人がプールの火災により発ガンすると指摘されている。
東電も日本政府も深刻に考えていないのが問題です。
昨年、共に働く機会のあった松村昭雄氏の4号機プールを憂慮する主張が、世界でやっと理解された。政府・東電に早急に対応するようにお願いしたい。


Magie Gundersen:
「セシウムの危険性と放出された他の放射性同位体については?」

Arnie Gundersen:
セシウム137の半減期は30年、つまり放射性が無くなるまでの300年間は危険です。
セシウムは、カリウムと間違えて体内に取り込まれる。筋肉に蓄積されガンやいろいろな異常を引き起こす。
ブルックヘブン国立研究所の報告は、ガンの死亡数の研究であり、放射性セシウムがいろいろな病状を引き起こすことは考慮していない予想死亡数です。
幼い子供達は、セシウムが心臓にはいるといわゆるチェルノブイリ・ハートとなり、一度心筋にダメージを与えられると一生回復できなくなる。
他の放射性同位体が、引き起こす問題の大半をセシウムは生じさせます。


Magie Gundersen:
「3号機爆発は即発臨界によるものというが、その根拠は?」

Arnie Gundersen:
1号機の爆発は音速以下で、爆燃(deflagration) が起きました。
3号機の爆発は全く異なり、爆轟 (detonation)です。爆発速度は超音速です。
どう爆発したかより、爆轟(detonation)であったことが重要な点です。
格納容器は、爆燃は耐えられても爆轟(detonation)には耐えられない。
原子力業界はこの事実を無視しているが、3号機で、爆轟(detonation)がおきたのは重要な問題です。
ではどうして爆轟が起きたのでしょう。水素爆発では爆轟は起きません。ヒントは2つあります。
NRCの昨年3月の報告では、2キロ先で3号機から飛散した燃料破片が見つかったとある。
炉心、格納容器が壊れて破片が飛散したとすれば、汚染がもっとひどいはずです。つまり、3号機の核燃料プールからの核燃料に違いないでしょう。
ビデオが示すように、3号機の核燃料プールの位置で爆発が起きています。どうやって起ったのかが問題です。
建屋天井付近に溜まった水素が爆発したなら、下向きに圧力が加わるはずです。これでは破片は外に飛ばない。
何らかの力が、核燃料破片を上昇、飛散させたのです。
プール内で即発臨界爆発が、核燃料破片を上昇、飛散させたに違いないでしょう。
核燃料を、ラックにぎっしり詰めているので臨界は起きやすい。

3号機の爆発は、40年前のBORAX実験の爆発に似ています。
BORAX実験の爆発は、即発モデレート(緩和)臨界です。
3号機の爆発とまったく同様の爆発です。
左の画像は40年前のBORAX実験の爆発映像。
まったく同じ爆発が3号機で起きたと結論しました。プール内で即発臨界爆発が、核燃料破片を上昇、飛散させた。
即発モデレート(緩和)臨界は、核爆発ではありません。
核爆発は、即発ファースト(急速)臨界。
この即発臨界の連鎖反応は核爆弾よりは遅いが、原子炉の臨界より速い。
BORAXの爆発は、どの様に破壊の影響あるか試した実験でした。
BORAX実験の爆発と3号機の爆発を見比べれば、多くの相似がわかります。
私の推論ですが、プール内で即発臨界爆発が核燃料破片を上昇、飛散させたのです。

もう一つは、プール上部の屋根が完全に吹き飛んでいることです。原子炉上部の屋根は残っている。つまり、プール内で即発臨界爆発が起ったのです。
格納容器の上蓋が内部圧力によって持ち上げられ、隙間から放射性ガスが吹き出した。しかし、それがあの爆発を引き起こしたという証拠にはなりません。
1、3号機の爆発速度の違いと、NRCの昨年3月の報告で2キロ先で3号機から飛散した燃料破片を発見したと言うのが、この推論のもとなのです。


Magie Gundersen:
「4号機の水素爆発について。どうやって起きたのですか?」

Arnie Gundersen:
福島の事故で最も大きな謎は、どうやって4号機の爆発が起きたのか。東電は3号機から配管を通って来た水素で、4号機が爆発したと主張している。可能性のひとつだか、私は疑っています。
なぜなら、3号機格納容器は壊れていて、4号機に水素を押し出すほどの圧力はなかっただろう。

水素爆発の原因は、4号機建屋内にあったのです。2つ考えられます。
佐治博士の説は、プールの水が分解して水素が発生した。水温が上がり水素が上昇して爆発した。
もう一つは私の説だが、プール内燃料の上部が一部露出し、空気に触れて水素を発生し爆発した。
佐治博士は、プール水が分解し水素発生。私はプール内核燃料から水素発生と、4号機で水素が発生したと共通の見解です。
原子力業界は全く考えていないが、佐治博士のコメントの様にプール水温が80度でも部分的が沸騰することはあり得ます。私の説だが、プールが部分的に枯れ、沸騰が起った。
原子力業界は全く考えていないが、プール水温が100度以下でも部分的に沸騰することはあり得るのです。

世界中に数十機もあるマーク1型原発だけでなく、400機の原発で建屋内に核燃料プールのある設計のものは、4号機プールで水素爆発が起きた失敗を真剣に考えて、防止する手立てを打たねばなりません。


Magie Gundersen:
「4号機プールで即発臨界が起きた可能性は?また4号機が放射性物質を放出する可能性は?」

Arnie Gundersen:
1年以上経っているので、事故直後に比べ燃料の温度は下がっているが、もう2年は、水冷が引き続き必要です。
事故発生時と比べ、水素が発生して爆発する可能性は低い。
最大の懸念はプールの水がなくなることです。
大地震などが起り、プールに亀裂が走って水がなくなる。燃料がむき出しになって燃え出す。それが一番恐い。風向き次第で最悪、東京も避難が必要になります。
放射能汚染地区を放棄することにより、日本が2つに分断される可能性もあるのです。
深刻な事故が有り得るので、燃料を取り出すまで地震が起きないよう、神様にお祈りするしかないでしょう。



Magie Gundersen:
「スリーマイル島、チェルノブイリと比べて放射能の危険性はどうですか?」

Arnie Gundersen:
スリーマイル島事故で死者はいないとNRCは言っているが、証拠ははっきりしていて、実際はガンが増え亡くなっています。スティーブ・ウィング博士の報告が当サイトにもあります。
ピッツバーグ大学の報告では、今になって白血病の増加が認められるとある。
チェルノブイリや福島よりは100分の1以下のはるかに軽微な事故だったにもかかわらずです。

福島からは、チェルノブイリの3倍の放射性不活性ガス雲が放出され北西に広がった。前の予測値よりさらに悪い。
ヨウ素、セシウム・ガスについてはチェルノブイリにほぼ等しい量が放出された。
内陸のチェルノブイリと違って福島では海に流れたのが、日本人にとっては不幸中の幸いでした。

もう一つ幸運だったのは、地震が金曜日に起きたこと。福島第一、第二ともに十分な数の作業員がいたこと。週末だったら係員が手薄で迅速な対策が取れず、さらに悲惨なことになっていたでしょう。
夜中や週末は係員が少なく、事故が起きたら非常に危険です。コストダウンのために係員を減らすのは問題です。作業員が多く原発にいたことが世界を救ったのです。

ここで重要なのが、フクシマは、チェルノブイリよりもっと多くの放射性物質が放出された。
週末に事故が起っていたら、更に酷い事故になっていたでしょう。


Magie Gundersen:
「ホットパーティクルの危険性については?」

Arnie Gundersen:
非常に懸念しています。ホットパーティクルには、何十万もの放射性原子が含まれ、何年も、何十年も影響を及ぼします。肺や肝臓に入り込み、常に組織を冒し続け、ガンを引き起こします。
カルトフェン氏がAmerican Public Health Associationで研究発表し、福島と東京の車のエア・フィルターの汚染を示しましたが、我々の肺も同様なのです。子供には特に危険です。長い人生を生きなければならないし、細胞分裂も盛んだからです。
これから先30-40年は、福島を含め日本の子供たちが、福島原発から放出されたホットパーティクルでガンにならないか注意が必要です。




Magie Gundersen:
「福島第一原発事故の教訓は何ですか?」

Arnie Gundersen:
この事故の前に、事故の起きる可能性について話しましたが、どこで起きるかわからないが、マークI沸騰水型原子炉が事故を起こすだろうという予想は的中しました。
フクシマの教訓とは、原発とは国家を崩壊させうるテクノロジーだということです。
ゴルバチョフ元大統領は、回顧録で「ソ連を崩壊させたのはペレストロイカではなく、チェルノブイリ原発事故だった。」と書いています。あれから30年近く経つのですが、この事は何処でも起り得るのです。
ソ連を崩壊させた要因は、チェルノブイリ事故だったのです。
福島原発の事故処理だけで、今後20年で5千億ドルもの費用がかかるでしょう。

日本は今、分岐点にいます。エネルギー政策を根本から考え直して、スマートグリッドを構築して、エネルギー源を分散化しエネルギーを互いに融通するか、あるいは、今まで通り20世紀型中央集中型のエネルギー供給に頼り、原発を続けて、また事故を起こすかです。
21世紀のコンピュータ社会では、中央集中型のエネルギー供給は不要です。
分散型エネルギー供給技術で日本は世界をリードし、それでビジネスをすることができます。世界はそういった日本の技術を待ち望んでいるのです。
福島第一原発事故は、人類史上最悪の産業事故で5千億ドルも処理費用がかかるが、日本にとってはビジネスの方向

私は日本が前者を選択することを望んでいます。

-END-

2015年放射能クライシス
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(2011/09/29)
武田 邦彦

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「 #原発 事故で #東電 へ影響無きように! 」 #野田佳彦 / 国民は守らず官僚と東電守る政府:米TV(日本語訳)

「原発事故で東電へ影響無きように!」:野田佳彦 / 国民は守らず官僚と東電守る政府:米TV(日本語訳)


* 日本語要約・字幕:Jo2Rayden *

司会:
福島第一原発は、この惑星にとって新たな脅威になっています。
特に北半球地域にとっては、フクシマから放射能が放出され、大気の流れでとても影響を受けるのです。
もちろん、既に3つのメルトダウンが起きているのですから。
放射性プルームの動きが、隠蔽されているのです。
政府高官の専門家が、福島原発を訪れ、その後、WEB上でその危険性を指摘しました。
2度目の津波や、大地震があれば、この原発は生き残ることが出来ないだろうと。
同時に、日本の元スイス大使が、「世界の運命は、フクシマ4号機次第です。」と発言しました。
ですから、この使用済核燃料プールが大気に触れている状態になっていることに、多くの憂慮が起きているのです。
大きな余震や津波が起れば、予測不能の事態が起るのでしょう。
この多くの疑問に答えていただく為、アーニー・ガンダーセン氏にスカイプでご登場いただきます。フェアウィンズ・コムのWEBサイトで真実の情報を伝えています。
アーニーさん、アレックス・ジョーンズ・ショウに出演頂き、ありがとうございます。
広く世間に認知されている研究者の一人としてその声を。福島原発の現状分析と、4号機の使用済核燃料についてお聞かせ下さい。

 
ガンダーセン:
福島第一原発の4号機プールは、当初から私が指摘した様に「チェルノブイリにステロイドを飲ませたように更に凶暴な脅威。」なのです。
冷却しても4、5年の間は、使用済核燃料は、熱崩壊を続けたままなのが問題なのです。
もし、それが冷却できない状態になれば、甚大な量の放射能が放出されることになるのです。
ブルックヘブン国立研究所の報告書では、核燃料保管プールでの火災が少なくとも187,000人を癌で殺すでしょうと。

司会:
それは火災になった場合ですか、それとも使用済核燃料が臨界しメルトダウンする場合でしょうか?

ガンダーセン:
M7の地震が来れば、燃料プールが破壊され、建屋に問題が起きる。燃料プールに水が無くなる。
ジルコニウム合金の燃料管は、空気中で燃え上がるのに十分な熱を帯びる。
もし、臨界が始まれば、水を掛けることが出来ない。なぜなら、水素爆発が起きるからです。

司会:
大量のダーティボム(核の汚い爆弾)が設置され、大気中で燃えているようなものだと言うのでしょうか?

ガンダーセン:ええ、良い説明ですね。

司会:
もしテロリスト・グループが、この核物質を手にしたら、ダーティ・ボムとして時限爆弾になりますね。
米国は、このテロリスト対策がないですよね。これは大変な事ですよね。


ガンダーセン:
このタイプの炉心、マーク1は、100フィートの高い位置に燃料プールがあり、テロリストのターゲットなのです。
フクシマ以降、言われていますが、私は10年間も言い続けていますよ。
テロリストが、最上階の核燃料プールをスティンガーミサイルなどで狙い破壊し、水を貯められない状態にすれば、この脅威を起こし得るのです。
NRC原子力規制委員会は、この警鐘を無視しています。

司会:
これら他のプールについてはどうするのでしょうか?
4号機から50メートル離れている共有核燃料プールがありまよね。

ガンダーセン:
日本と同様に、米国もこの敷地の燃料プールに核燃料を保管しています。
6-7年くらい前から、共有プールに核燃料を大量に移動しています。
ですから、福島原発の4つの核燃料プールは、事故で外気に晒されたと言えるのです。
4号機のことを言われるが、3号機の状態の方が、もっと悪いのですよ。
もし、これらの燃料プールに火災があれば、東京からの退避はあり得るのです。

司会:
Californiaからの退避する憂慮がありますね。
もし、4号機核燃料プールに火災があれば、ヨウ素、セシウム137などが大量に放出される。大変憂慮すべき事ですね。
California, Oregon, Alaska, Washington, 特に米国西海岸では,どの様に影響のあることなのでしょうか?

ガンダーセン:
西海岸の人たちに言うことは、鷹の様に注意深く、毎日、4号機がちゃんと建っているか確認することです。
もし4号機が危なければ、米国西海岸の人たちは、放射性プルームの行き先をみて、疎開を考えるべきでしょう。

司会:
あなたのWEBサイトを訪れてみれば、その検証データは、大手メディアへの挑戦とも言えますよね。
大手メディアは、既にうその情報を報道していますよね。
CNNが、放射能がフクシマから来ていますと言うと思いますか?
CNNなど大手メディアと政府は、情報操作して、被害を過小に伝えようとするのではないのでしょうか?
どうやって、この大手メディアを信じることが出来るのでしょうか?

ガンダーセン:
大手メディアの報道は、信用していない。CNNは、まだましな方だが..。福島原発事故を最初から、なるべく小さく見せようとしている。


*10:53から。

ガンダーセン:
3.11の最初の1週目の在日米国大使館の放射線数値データは、それは恐ろしいものだったが、公開していない。
6か月後にビジネスマンが、米国大使館近所のホテルに滞在し、ビル屋上で採取したサンプルの放射能数値は、依然非常に高かった。
東京は、原発事故が起った当初から、危機にさらされていましたが、市民には警告が十分にはありませんでした。

司会:
いまプリズン・プラネットTVで放送している映像は、2号機の映像の様ですが、
しかし、この爆発の内、ひとつは核爆発の様に見えますね。
私にはわかりませんが、アーニーさんのお考えは?

ガンダーセン:
3号機の爆発は、即発モデレート(=減速) 臨界の爆発だった。
核爆弾は、即発高速臨界の爆発です。原子炉は、普通は即発臨界しない。
何時間か掛かり、30秒では起らない。
40年前のテスト、BORAX爆発がありましたが、3号機の爆発は、まさに同じ爆発なのです。
これが、即発モデレート(=減速) 臨界の爆発です。

司会:
なるほど。核爆発とは違うが、原発設計者が想定していなかった高速の爆発だったんですね。
信頼された専門家として、アーニーさんは、日本を訪れ、土壌サンプルを採取されましたね。
そして、フェアウィンズのサイトで、これら土壌サンプルのことを述べられていますね?

ガンダーセン:
東京や鎌倉での土壌サンプルは、米国では放射性廃棄物とみなされる酷い汚染度です。
管理施設に置かなければならない代物なのです。


司会:
これらサンプルは、フクシマからどれだけ離れた距離のものですか?

ガンダーセン:
WEBでもいいましたが、東京は、200kmも事故原発から離れています。
人々は、ガーデニングしたり、住んでいるのです。
放射性廃棄物とみなされる土地で!
ワシントンDCは、首都で、100マイル以内に10数基も原発があるのですよ。
どう思いますか。首都が酷く放射能汚染されて、土壌が放射性廃棄物とみなされるとしたら?
公衆の反応は、劇的になるでしょう。別の国の首都の土壌が、放射性廃棄物とみなされるとわかれば。
主要メディアは、これを完全に無視している。


司会:
これは、非常に重要なことを言われましたね。土壌が酷く汚染され、セシウム137ですよね?

ガンダーセン:
セシウム137と134です。
セシウム137だけなら、原爆やチェルノブイリからのものかもしれないが、セシウム137と134が両方発見されれば、福島原発しか有り得ない。

司会:
各原発の放射線各種には、その痕跡があり、何処のものかがわかるのですよね。

ガンダーセン:
これは、非常に深刻なのは、セシウムで土壌が酷く汚染されている。
セシウムは、ポタシウム(カリウム)に似ていて、植物が土壌から取りこんでしまう。その汚染された土壌で育った食物を食べている。
セシウムとポタシウム(カリウム)は、高校の授業の科学式を見れば隣り合っているのがわかる。
どちらも、筋肉に蓄積される。
セシウムで汚染された食品は有毒で、特に成長中の子供には有害。
チェルノブイリ・ハートの症状があります。チェルノブイリでは、セシウムが筋肉に蓄積され、心臓に穴が開いた子供が多数でました。
そして、心臓手術を受け、彼らの生存期間は短く、限られた生活しかできない。
セシウムが筋肉に蓄積され、また、発ガンの原因にもなる。
子供が成長するときに、筋肉に蓄積されるのです。

司会:
日本で取材したナチュラル・ニュースのジャーナリストが、報告しています。
日本では家族、特に中年の親が、政府の安全だと言う広報を信じ、汚染土壌でセシウム汚染された食物を食べている。特に中年の親が、セシウム汚染された食物を取ることにより、癌で死ぬでしょうね。

ガンダーセン:
その通りですね。文化の問題ですね。政府は、その文化背景を利用している。
わずかな希望は、女性たちが汚染食物を買わないのです。
男性は、政府が安全と言うのだから安全だとするが、
女性、特に子供を育てている若い女性が、それは安全でないとしている。
だから、日本では、いま、そのデモの中心は、女性たちなのです。



*23:39から。

ガンダーセン:
今、誰もが、当然の様に4号機に焦点を当てていますが、3号機でははるかに深刻な爆発があったのですよ。
4号機よりも建物ははるかに脆弱になっている。3号機プールには、4号機の約半分の核燃料が保管されているのですよ。
3号機が、4号機よりよいとはとても思えない。


*31:33から。

ガンダーセン:
東電は先週、4号機建屋の周りにカバーを建てると表明したが、対応に時間が掛かり過ぎている。なぜなら、別の地震があることが憂慮されるからです。



*32:33から。

ガンダーセン:
日本では、原子力規制側の人間が、原発事業者に天下りして、役員などとして高給で働いていた。
IAEAは、監視機関だと書いてある新聞を見たことがあるが、実際は、原子力を宣伝している組織なのです。
原発産業と政府は、本質的に我関せずと進めて行きたいのです。
野田総理は、福島原発事故当時、財務大臣として事故の3週間後に「何があろうともTEPCOに影響の無いようにする!」と発言していたメールがあるのです。
彼らは、東電と官僚機構を守ることに終始して、国民を守ることには興味を示さなかったのです。

司会:とんでもない新情報ですね!


*36:26から。
ガンダーセン:
自然による災害よりも強いもの(原発)を作ることは、人類には出来ない。


*37:19から。
ガンダーセン:
40年間かりに完璧に運営してきた原発でも、たった一度の地震と津波で、終わりになるのです。 

-END-


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#福島原発 事故の解説:Arnie Gundersen "日本政府は #東電 を守る事を最優先し国民を­守るのは二の次"日本記者クラブでの出版会見2/20

福島原発事故の解説:Arnie Gundersen "日本政府は東電を守る事を最優先し国民を­守るのは二の次"日本記者クラブでの出版会見 2/20



2012.2.20 ARNIE GUNDERSEN AT THE JAPAN NATIONAL PRESS CLUB
The Japan National Press Club hosts Arnie Gundersen. Over 80 journalists were present where questions were asked regarding the nuclear disaster at Fukushima Daiichi and the ongoing risks associated with the GE Mark 1 BWR nuclear reactors.
http://fairewinds.com/content/arnie-gundersen-japan-national-press-club

*jnpc さんが 2012/02/20 にアップロード分の概要 *転載 

Arnie Gundersen, Nuclear engineer

会見で使用した資料
http://www.jnpc.or.jp/files/2012/02/709cb5f939f98575ef2ea7df46455afa.pdf

著者と語る 『福島第一原発~真相と展望』(集英社新書)
http://shinsho.shueisha.co.jp/kikan/0628-b/index.html

福島第一原発事故の直後、米テレビでメルトダウンが起きていると指摘した原子力技術者、アーニー・ガンダーセンさんが来日し、新著「福島第一原発 真相と展望」(集英社新書)について語り、質問に答えた。
福島第一原発のマークⅠ型原子炉について、設計上の問題を列挙した。さらに①放射能の封じ込めが設計上、最弱②地震・津波の情報無視③東電と規制当局の密接すぎる関係――­­を指摘し、みな同じことしかいわない「やまびこ効果」で安全神話が広がった、と述べた。住民避難や廃炉、除染の課題をあげ、「日本政府は東電を守ることを最優先し、国民­を­守ることは第二になっている」と批判した。また、原発建設の3条件として①冷却水の確保②地震③人口密度—をあげ、日本は①は十分だが、②と③からみて、原発は難しい­、と­述べた。日本の国土面積は世界の0.3%なのに、世界の地震発生数の10%が集中し、世界のどこと比べても30倍の地震が起こる国だ、と説明。「100年に一度、で­はなく­、1000年に一度のレベルで起こる地震に耐える原発は構造工学上、難しい」と述べ、「ほかの代替エネルギーを探す方が望ましい」と指摘した。使用済み核燃料の処­分方法に­ついて、「私の学生のころから解決策は5年もあればできるといわれたが、その5年は一度も来なかった」と述べ、ガラス固化法は解決にならない、と説明した。

司会 日本記者クラブ企画委員 井田 由美(日本テレビ)
通訳 長井 鞠子 (サイマル・インターナショナル)

Fairewinds Associates Inc. のホームページ
http://fairewinds.com/

日本記者クラブのページ
http://www.jnpc.or.jp/activities/news/report/2012/02/r00023890/



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#福島原発 :沸騰水型マーク1格納容器の欠陥が新たに明確になる!ガンダーセン氏 2/6

沸騰水型マーク1格納容器の欠陥が新たに明確になる!
New Containment Flaw Identified in the BWR Mark 1

from Fairewinds Energy Education.
アーニー・ガンダーセン氏 / フェアウィンズ 2012年2月6日
 

翻訳者:小林 順一さん *転載 http://kobajun.chips.jp/?p=1858
*今回は、私も最初の部分を訳し始めていましたが、小林さんの全訳がありましたので掲載させていただきました。字幕化ができたら、この動画に入れ込む予定です。^^/

<ビデオ日本語訳>
私は福島第一原発の事故初日いったい何が起きていたのか、たくさんのことを考え続けてきました。
そして私はみなさんとその情報を共有すべきと考えられる、非常に興味深い情報を手にしました。
福島第一原発は世界で最も大きな原子炉のひとつです
ビデオをご覧いただけばいかに機能的に見えるか、この発電所が印象的な施設であることをおわかりいただけると思います。
そして多くの人々が、爆発後の写真も見ています。
事故が起きた2日間のうちに、この施設は数百億円の価値を持つ資産から、数兆円の負債を生み出すものへと姿を変えました。
私は世界の産業界における歴史の中、この事故が史上最大のものになることを確信しています。

私は福島第一原発について、津波が襲ってから爆発が起きるまでの間に何が起きたのか、この点に焦点を絞りたいと思いました。
そして私はこれまでの歴史的な記録を検証することで、何か重要な手がかりを得られるのではないかと考えたのです。


▽格納容器が『小さすぎる』マークⅠ型原子炉

ここで少し話を戻して、一分ほど原子力発電を構成する要素に関するお話をさせていただく必要があります。
原子炉は原子炉核の容器の内側に、文字通り格納されています。格納容器については先ほどもその姿をご覧いただきましたが、現在映し出されているのはブラウン・フェリー原子力発電所の原子炉です。
格納容器のてっぺんにはふたがあり、この蓋はたくさんの、非常にたくさんのボルトによって固定されています。
このお茶を淹れるための器具を使って、別の説明を試みましよう。
これが格納容器に当たり、原子炉はその中に設置され、てっぺんに蓋(ふた)がねじ止めされます。

このため事故が発生し、格納容器内部の配管が損傷したとしても、理論的には汚染されたガスは格納容器内に密閉されたままになります。
の原子炉格納容器が非常に小さいことは、長く指摘されてきた事実です。
この結果、アメリカの原子力規制委員会は、1980年代この型の原子炉に通気口をつける改良を行うように指示しました。
その理由はこの原子炉が設計された当時は、事故が発生すれば原子炉内で水素ガスが大量発生することを、技術者たちが理解していなかったためでした。
そして福島の事故で、それが現実になってしまいました。
福島では冷却装置が機能しなくなったため、核燃料棒が非常な高温になりました。そして水と反応した時、水素ガスが発生したのです。


▽格納容器内の圧力は一定数値以上上昇しなかった

事故初日の事故に関するデータは、控えめに言ってもめちゃくちゃです。
私は何とかこのデータを整理することができましたが、かなり複雑ですが、この資料を使って道筋をつけて行かなければなりません。
ご紹介するのはたくさんのマスがある表です。
最初の列は日にちと時間。
しかし私が最も興味があるのは、4列目を過ぎてからです。

しかし私はこれを1立法インチあたり何ポンドという、もっとわかりやすい単位を使ってご説明しようと思います。
表の最後にあるのは事故を起こした直前のもので、圧力は大気圧と等しくなっています。
つまり数値は1パスカル、14.5ポンド/立法インチになります。
そこに津波がやって来て、電源が失われました。
そして次のデータの計測時点は8時間後になっています。
ほとんどの機器の電源が失われ、記録が残されていないのです。

そして2日目の朝になると、格納容器内の圧力が普段の9倍、125ポンド/立法インチにまで上昇しました。
しかし、実はこの格納容器は、125ポンド/立法インチの圧力に耐えられるようには設計されていないのです。

少し詳しく見てみましょう。
午前9時30分になると圧力が下がり始め、続く7時間のうちに圧力はさらに低下し、2日目の朝の時点よりもかなり低下しました。
ここで最初の疑問が出てくるのですが、午前中より午後の圧力の方がはるかに低くなった理由は何でしょうか?
考えても見てください、格納容器の中ではあらゆる種類の水素ガスが生成されつつけていたのに、なぜ?

ひとつ考えられる事は、格納容器の通気口が開いていた、という事です。
しかし、この時点でベントは行われていません。
ではなぜ圧力は低下したのか?


▽40年前の『ストレステスト』

おそらくこういうことであっただろう、と私が信じるテストが過去に実施されていたのです。

それは40年前、アメリカのノース・キャロライナ州にあるブランズウィック原子力発電所で行われました。
今やアメリカの原子力工業界、IAEA、日本の関係者、彼らすべてがこの事実を把握していますが、この試験が行われたという事実に目をつぶり、あたかもそんなものは存在しないかのように装っています。

40年前に起きた事、それはこのような事です。
格納容器内の圧力が高まり、その圧力が100ポンド/立法インチを超えたとき、まったく予期せぬ事態が発生したのです。
格納容器のてっぺんにあるふたがはずれ、持ち上がり始めたのです。
もう一度ここにあるお茶の容器でご説明しましょう。
格納容器のふたを固定しているボルトが伸びきってしまい、ふたが持ち上がり、その結果ガスが噴き出したのです。
この結果100ポンド/立法インチの圧力で、ガスの漏出があり得る、という事実が提示された事になります。

これは事故ではなく実験であり、圧力を上げたのは水素ではなく空気です。
しかしブランズウィック原子力発電所にある原子炉は、100ポンド/立法インチの圧力で漏出が始まる事が確認されました。


▽予期せぬ『ベント』で水素ガスが充満

それでは福島の事故の表をもう一度見てみましょう。

どの時点で福島の原子炉は暴走を始めたのでしょうか?
そうです、まさに圧力が100ポンド/立法インチを超えた時点です。
この時点で格納容器から水素ガスの漏出が始まり、原子炉建屋内に充満し始めたのです。
ベント作業を始める前から、格納容器は「開いて」しまっていたのです。

爆発の直前、福島第一原発を撮影した写真をご覧ください。
明らかにベント、通気口が開いています。
そして写真の右側、排気装置のてっぺんから水蒸気が立ち上っているのが見えます。
この通り、てっぺんから煙が立ち上っているのが確認できます。
この煙の正体は高濃度に汚染された放射性ガスと水蒸気です、それが白煙の正体です。

これで爆発直前に、「意図しない」格納容器のベントが行われていたことがわかりました。
今では日本側も格納容器のベントは行われていたが、配管のどこかで、あるいは何らかの理由で原子炉内に漏れ出した水素ガスが爆発を引き起こした原因である、と述べています。


▽『ベントの遅れが爆発原因』のウソ

しかし私の考えは違います。
原子力産業界の言い分も、日本側の言い分も受け入れがたいものです。
ここにあるデータが、40年前にブランズウィック原子力発電所で行われたテスト通りの結果になったことを物語っています。
つまり記録が残っていない8時間の間、あるいはそれ以上の時間、ふたが持ち上がることによって、基本的に格納容器は破裂したのと同じ状態にあった。
そこからガスが噴出していたために、格納容器内の圧力が100ポンド/立法インチ以上 になることは無かったのです。

格納容器から漏れ出した水素ガスは原子炉建屋内に充満しました。
後は、火花が散るだけで原子炉建屋は吹き飛ばされることになります。

これは極めて重要な違いです。

原子力産業界、アメリカ原子力規制委員会、そして日本はもっとしっかりベントを行っていれば爆発は防げた、と言っています。
しかし、格納容器のふたがすでに空いていたのであれば、ベントは関係ありません。

マークⅠ型原子炉は内部の圧力が高まった場合は正常にベントができない、構造的な欠陥を抱えているのです。
福島第一原発のBWR型原子炉が設計通りの性能を発揮したのかどうか、世界中にあるBWR型原子炉にとってきわめて重大な問題です。


来週以降も何か新たな確証をつかんだら、すくにお知らせするつもりです。
ご覧いただき、ありがとうございました。
今後も情報を絶やさないようにします。

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#放射性 ガレキ焼却と東京湾埋立で都民被曝!ガンダーセン氏(日本語訳) #Radioactive Dumping in #Tokyo Bay

放射性 ガレキ焼却と東京湾埋立で都民被曝!(字幕)Radioactive Dumping in #Tokyo Bay←動画リンク


TEPCO Believes Mission Accomplished & Regulators Allow Radioactive Dumping in Tokyo Bay:12/29, 2011
http://fairewinds.com/content/tepco-believes-mission-accomplished-regulators-allow-radioactive-dumping-tokyo-bay
Is the Japanese government and the IAEA protecting the nuclear industry and not the people of Japan by claiming that Fukushima is stable when it is not? Fairewinds’ chief engineer Arnie Gundersen outlines major inconsistencies and double-speak by the IAEA, Japanese Government, and TEPCO claiming that the Fukushima accident is over. Dynamic versus static equilibrium, escalated dose exposures to the Japanese children and nuclear workers, and the blending of radioactive materials with non-contaminated material and spreading this contaminated ash throughout Japan are only a small part of this ongoing nuclear tragedy.

<日本語要約:魑魅魍魎男さん、Yoshiさん、修正・加筆+字幕:Jo2Rayden>

アーニー・ガンダーセンです。2011年の終わりに当り、フクシマ事故の過去を振り返るだけでなく、2012年1年間に起るだろうことをお話します。
今回は、今後の見通しについて。三つの話題、1)福島原発の状況 2)住民の被曝 3)放射性ガレキ について話します。

1)福島原発の状況
12/16、野田総理は、「福島原発は冷温停止状態になった。収束したと考えられる」と表明した。
米国政府は、 「我々政府はこのニュースをうれしく思う。日本政府は復興に向かい正しい選択をした」と述べている。
IAEAも、「冷温停止し安定状態になったことを喜ばしく思う。日本の関係省庁を通して公式な情報筋から最新情報を得ている」と言っている。
ジョージ・ブッシュの「イラク戦争の任務は達成された!」という空母での演説に似ている。
全くのウソで福島は長期戦であり、収束には程遠い状態だ。
福島原発は安定状態にない。横にしたカップのてっぺんにあるのが、動的平衡状態。転がり落ちる可能性がある。
カップ内の底にあるのが静的平衡状態で安定している。これが冷温停止に当たる。福島原発は、動的平衡状態にある。

最大の問題は余震だ。大きな地震によりパイプが破断し40時間でメルトダウンに戻ると東電は言っているが、これでは安定状態とは言えない。冷却に使われているパイプは間に合わせのものだ

第二の問題は、4号機。爆発と火災によりダメージを受け、また地震が来れば、燃料プールが損傷する危険がある。これは非常に憂慮すべき事です。

最後に、もう一つの問題は作業員の被曝。国際基準、日本の基準よりもはるかに高い。総ての作業員は、発ガンの可能性が劇的に上がる。賞賛すべき勇敢な人たちだが非常な危険に晒されている。



2)住民の被曝
次は一般市民の被曝について。事故直後1、2週間の被曝は測定していない。その被曝測定値も怪しいものだ。
測定値も外部被曝だけだ。ホット・パーティクルを吸い込むことを全く考慮していない。
事故直後、大量の放射性ガスが放出された。日本政府は、放出された放射性ガスは、1立方メートル当たり1300ベクレルm3 と発表。内部被曝が計算にはいっていない。

ホットパーティクルの話を少しいたしましょう。マルコ・カルトフェン氏が示した福島の車のエア・フィルタの写真を覚えていると思うが、彼は人間の肺も同様に汚れていると話している。
これはホットパーティクルが、肺にダメージを与えている写真。
たった一つの微粒子だ。福島近辺の人たちはこれをたくさん吸い込んでいる。
スティーブ・ウィング博士のデータは、スリーマイル・アイランドでは、事故後3-5年間で、肺がんが1割増えたことを示している。
日本政府はなんと安全基準を緩めてしまった。20ミリシーベルト未満の被曝なので避難地域で安全に生活できると言っている。
米国原子力施設作業員の平均被曝量は年間1.8ミリシーベルトで、彼らは給料をもらっている。
日本では、福島住民は10倍もの被曝をさせられて、しかも無給だ。



2015年放射能クライシス
2015年放射能クライシス
(2011/09/29)
武田 邦彦

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3)放射性ガレキ
3つめの話題は、放射性ガレキをどうするか。
福島原発は、歴史上もっとも多い汚染水を海に垂れ流している。では、福島県とその周辺の放射性ガレキの問題を考えよう。
福島県だけでも、少なくともアメフト競技場のニューオーリンズ・スーパー・ドーム33杯分に相当する。(*東京ドームより大きなドーム型スタジアム)この膨大な放射性がれきを、どうするのか。
例えば、12/14、東京郊外の学校で、芝生のシートに9万ベクレル/kgの汚染が見つかった。3、4月には広げてあったものだ。
解決法はこうです。環境庁は、なんと1キロの汚染シートを1トンのゴミと混ぜて焼却すれば、放射性セシウムは十分薄まると言っている。
日本の解決策は世界のどことも違う。米国なら300年間地下に埋めて管理する。
放射性物質は焼却炉の煙突から放出され、また灰にも残る。焼却灰は東京湾に投棄する計画である。
他国なら放射性廃棄物として管理されるべき焼却灰が、東京湾の埋め立てに使われる。これは実は合法だ。
グリーンピースが、推進しているロンドン海洋投棄規制条約は、放射性廃棄物の海洋投棄を禁止している。これに違反はしないが、もちろんその意図には反する。
2012年に、グリーンピースなどが、日本各地の焼却炉から広がる汚染や、太平洋に流れ込む汚染水を調査することを、私は望みます。
これらの放射性ゴミの投棄を、IAEAは大目に見ている

最後の問題だが、誰が住民への被曝や放射性ゴミの投棄を監視しているのか?
東電は、IAEAに監視下にある。IAEAは、放射能の許容レベルを決定する。20ミリシーベルトという値は、IAEAが容認している。IAEAと契約した27カ国が、海洋汚染をモニターしている。
IAEAのトップは、天野 之弥氏、かつて日本で原子力を規制する立場にあった人物だ。
IAEAの憲章第2条は次の通り。「IAEAは、世界の平和と健康、繁栄のため、原子力による貢献を広げ加速することに努める」つまり本来原子力を規制すべき人間が、実は推進しているのだ。
IAEAは、国連の番犬組織だというが違う。原子力を推進する国々により設立された組織であり、規制をしているわけではない。

IAEAではなく我々市民が、コントロールすべきだ。根本の問題が、ここにある。
汚染水は、海へ垂れ流し状態、東京湾へのガレキの投棄と、待ったなしの状況だ。何とか、やめさせなければならない。




日本政府は”取捨選択”をしたのです。
日本政府は、東京電力が”資本の実行性”のリスクにさらされたくない、として決断したのです。東電の金融リスクを危険にさらしたくないのです。
日本政府の行った”取捨選択”は、東京電力を破産の危険にさらすよりも、国民を被ばくの危険にさらすということでした。

私は、これは正しい"取捨選択"だとは思いません。私は、日本国民だけでなく、世界中の人々が、インターネットを使い国際機関に、東京電力のためでなく、日本の人々のために正しい事をするよう働きかけることを願っています。

最後に、皆さんからのたくさんの寄付と、ビデオの書き起こしと、日本語翻訳のボランティアに、プログラマー、科学者、解析の為の生データを送ってくださった市民のみなさんに、感謝いたします。
この御協力が2011年の当サイトの成功に繋がりました。Happy New Year!

** ボランティアの皆さんに大変感謝致します。以下が、その皆さんのお名前です。**
 *翻訳ボランティア・メンバー:"Akiko"X 2,"Yoshi","June Bloke","Kumiko"

-END-



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ガンダーセン:太平洋の福島原発 #放射能 の影響を語る。Gundersen on EcoReview: #Fukushima 's Impact on the Oceans.

ガンダーセン氏が、太平洋の福島原発放射能の影響を語る。←動画リンク
Gundersen on EcoReview: Fukushima's Impact on the Oceans.

Arnie Gundersen appears on EcoReview to speak about the impact that the Fukushima nuclear disaster will have on the world's oceans.
http://www.fairewinds.com/content/gundersen-ecoreview-impact-oceans

<概要・日本語訳:Jo2Rayden>

・震災瓦礫は、5時間から24時間以内で津波が太平洋に沖合に流したもので、その後の福島の汚染地域から流れ出た瓦礫の比率は多くは無い。

・東電は、原発事故直後に、高濃度セシウムが2,000kmの距離沖合まで流れていたと発表。この事は、福島の汚染地区から、太平洋の海を広範囲の汚染した。
・非常に懸念されることは、食物連鎖で、サケ、まぐろなどを汚染していくこと。2・3年後には、これが濃縮されていくこと。
・セシウムは、魚の筋肉(肉)に溜まり、ストロンチウムは、骨に溜まる。
・Dr.ジーン・ニコルス(海洋生物学者)が、この事はニュースでちょっと取り上げられるだけで、いつも終わりになると懸念。

・20million tons radioactive debris blocks are going toward Hawaii,then, west coast in America!
2千万トンの放射性のあるガレキがハワイに向かい、その後、北米西海岸に向かっている。

・原発事故で放出されのは、セシウムやストロンチウムや他の放射性同位体ですが、東電の説明するその汚染の深刻度合いは、甘過ぎる。キセノンとクリプトンガスの100%が、事故後2,3日間で放出された。
・格納容器下のドーナツ部分にセシウムが集まり、格納容器が一部が壊れて、蒸気として大気中に放出された。1・2・3号機の爆発だけでなく、何週間もかけて放出されている。
・日本政府は、そのセシウムは格納容器に99%残っており、1%だけが放出としているが、ガンダーセン氏は、総てが蒸気として放出されたと推測。日本全体の10%の土地が、かなり汚染されている。

・放射性物質は主に、太平洋に向かい流れており、海に向かい、放射性プルーム(雲)は、山にぶつかりそこで沢山落ちています。そこで川にのって流れてまた広がり、いまだに止まっていません。 

・ガンダーセン氏は、炉心核燃料はメルトスルーし、原発コンクリート基礎を侵食して、アイスクリームの様に、パンケーキの様に広がって止っているので、日本の学者(小出助教)の主張する炉心燃料が、コンクリート基礎もメルトスルーして地面にめり込んでいるとの見解を否定。 
・現在は、ほとんどの放射性物質放出は抑えられているが、いまだに水蒸気爆発の可能性は残っている。福島原発4号機の傾斜は、非常に懸念すべきことで、大地震がまた襲ったら危険なのは変わらない。

・福島原発に海水を注入した”吉田所長”の判断は、正しく、それしかなかった。東電の役員の意向を無視して行った本当に勇敢な英雄だ。

-END-



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フクシマ原発事故のウェスティングハウス・東芝AP1000原発の設計への衝撃:ガンダーセン氏11/10

フクシマ原発事故のウェスティングハウス・東芝AP1000原発の設計への衝撃:ガンダーセン氏 11/10 ←動画リンク
Fukushima and Its Impact Upon the Westinghouse-Toshiba Designed AP1000 Atomic Power Plant


http://www.fairewinds.com/ は非営利財団です。皆さんの寄付で運営しております。寄付をよろしくお願いしますm(_ _)m
動画元→ http://www.fairewinds.com/content/fukushima-and-its-impact-upon-westinghouse-...

<概要・日本語訳: Junebloke>

AP1000の監査組織により、欠陥設計のAP1000の評価が維持されてきたが、福島での原子力発電事故の結果として、今やその欠陥は明白であることをフェアウィンズが­論じる。

これら欠陥の徹底的調査の原子力規制委員会NRCの拒否は、【福島で失敗した】GEマーク1格納容器装置本来の欠陥の徹底的調査を、1972年に原子力委員会が拒否した事­を彷彿とさせる。

AP1000の監査組織が、これらの設計上の欠陥を事前の設計認証へ是正する様に要求して行き、そして歴史は繰り返すのです。

Fairewinds was retained by the AP1000 Oversight Group to evaluate the AP1000 design for flaws that are now evident as a result of the nuclear accidents at Fukushima.
The NRC's refusal to thoroughly examine these flaws is reminiscent of the Atomic Energy Commission's refusal in 1972 to thoroughly examine the innate flaws in the GE Mark 1 containment systems that failed at Fukushima.
The AP1000 Oversight Group is demanding that these design flaws be remedied prior to design certification, lest history repeat itself.

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テーマ : 原発事故
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福島マーク1同型原発の全閉鎖を緊急提案! ガンダーセンNRC会議で。10/21 (日本語全訳)

福島マーク1同型原発の全閉鎖を緊急提案! ガンダーセン 10/21 ←動画リンク
Post Fukushima: All the King's Horses and All the King's Men...



(日本語訳:Jo2Rayden)

<概要・日本語訳>
Fairewinds' Chief Engineer Arnie Gundersen testifies to the NRC Petition Review Board detailing why the 23 BWR Mark 1 nuclear power plants should be shut down following the accidents at Fukushima.
フェアウィンズのチーフ技術者アーニー・ガンダーセンが、原子力規制委員会NRCの審査委員会の要請で、福島原発事故を受けて、なぜ23機の沸騰水型原発BWRマーク1原発を閉鎖すべきかを立証しました。

True wisdom means knowing when to modify something and knowing when to stop.
真の知恵の意味は、いつ何を変更するか、いつ停止するかを知ることです。

Sometimes, all the King's horses and all the King's men should not try to put Humpty Dumpty together again.
時には、すべての王の馬とすべての王の民(=首相・議員と国民)は、再び共にハンプティダンプティ(=事故を起こす原発)を置くべきでない。

<ビデオ・日本語訳>
このビデオは、アーニー・ガンダーセン氏による米国原子力規制委員会NRC・会議のプレゼンテーションです。米国の23機の沸騰水型原発の安全性憂慮についてのものです。

議長:ガンダーセンさん、あなたの見解をどうぞ。

ガンダーセン氏:
おはようございます。フェアウィンズのアーニー・ガンダーセンです。ネットで参加させていただきます。
(G.E.製マーク1原子炉設計者)Dale G. Bridenbaugh氏に引き続きお話ししたく思います。
(設計欠陥指摘してGE社を退職した)彼は私にとっては英雄です。

私は、沸騰水型マーク1格納容器について、4つ憂慮すべきことがあります。
今年2月末、妻のマギーと私が歩いているとき、マギーが言いました。
「米国で事故が色々あったけど次に事故を起こすとしたらどこだと思う?」
私は答えました。「どこかは分からないけど、間違いなく、GE製マーク1型沸騰水型格納容器になるだろう。」
3週間後、福島原発事故が起り、この指摘が正しかったことを証明してしまいました..。


1.マーク1型格納容器容積の欠陥設計

私が最初に憂慮すべき事は、マーク1型格納容器は、設計建設時から容積が小さ過ぎることです。NRCの'72年のメモで、大変憂慮されていた圧力抑制格納容器の脆弱さを指摘されていました。
それから数年後、私は個人的に沸騰水型・BWRマーク3の設計の学習に呼ばれました。
その設計主任技術者は、原子炉を改善させました。マーク3の設計検証により、もし、事故が起これば、上昇へ持上げる力が、マーク1格納容器を破壊する事実を明示しました。
世界にとっては、事故が起らなかった事が幸運だったのです。

最初のバンドエイド修理(ベントの後付け)がマーク1にされ、この議論は蓋をされてしまいました。
1980年代には、水素ガス生成による加圧限界を防ぐために、マーク1格納容器側面にベント装置が取り付けられました。このベント付け工事は、二度目のバンドエイド修理で、操業開始時からの設計に問題があったからです。
格納容器がそもそも、原子炉圧力容器に事故が有った時の放射能漏れ防止策であったのに、ベントを開放し放射能放出を許可し、そして再度閉めることが出来なかったのです。
福島原発では、このベント装置は、一回、二回でなく、三回失敗したのです。
マーク1格納容器は、重要な設計及び技術的な欠陥を内包したまま建設され、’76年と’89年にバンドエイド修理されました。
しかし、2011年に、マーク1格納容器は三度も壊滅的な破壊をもたらしました。
どうしてNRCが、このマーク1原発の稼働継続許可を考慮するのでしょうか?


2.BWR沸騰水型炉心圧力容器設計の欠陥

二つ目に憂慮すべきことは、マーク1格納容器設計では、制御棒が、原子炉圧力容器の底部の穴から上昇する設計であることです。
この設計は、制御棒の穴から、核燃料がメルトダウンした時に、格納容器の底に直接漏れ落ちてしまう非常に多くの機会を作り出してしまいます。私は、この現象がまさに福島原発で起ったのだと信じております。格納容器は、通常の炉心の圧力処理を行うには、既に不適当です。
これは、オークリッジ国立図書館で、1989年に【沸騰水型BWR炉心圧力容器底部の欠陥モデル】として報告されている概要です。


3.格納容器圧力限界の信頼性の問題

私が三つ目に憂慮すべきことは、NRCは、沸騰水型原子炉の”オペレート=動作”と呼ばれる処理力の増量を承認しました。
これは、加圧水型原子炉で許可されている類似の電力増加よりも、はるかに大きい動作をします。アップグレードプロセスの一環として、多くの原子炉は、その有効吸入ヘッドに関する連邦政府の規制からの免除を申請している。
これは、一般的に格納容器の圧力限界の信頼性と呼ばれています。
NRCは、マーク1設計の格納容器圧力限界の信頼性について、繰り返し許可していました。
昨年10月、NRCスタッフは、諮問委員会と原子炉安全査問委員に通知しました。彼らは、格納容器装置が漏洩する可能性はゼロだと想定しました。
この決定は、NRCスタッフが主要な安全規制を無視すること、原子力産業がそれを一度に放棄する許可を与えています。
福島原発の三つの原子炉格納容器は、総て失敗し、放射能は漏れ続けています。この事は、NRCが間違っていることの証明です。 
NRCは、直ちに原子炉の電源を引き下げて、格納容器の圧力限界の信頼を確保すべきです。


4.核燃料保管プール使用済み核燃料の危険性の問題

四つ目の私の憂慮は、三つの福島原発建屋が爆発し、核燃料と核燃料プールが直接外気にさらされました。
ブルックヘブン国立研究所が示す1997年の報告書が出ています。火と沸騰水型原発プールが少なくとも187,000人を殺すのだと。
福島原発4号機での燃料火災の恐怖は、NRCが福島から百キロ以内の米国市民に退避を勧告した主要な理由なのです。
医師ゴードン・トンプソンによると、これまでに実施されたすべての地上核実験が放出したセシウムよりも、使用済燃料のセシウムの方が、より多くあるのです。
原子炉建屋で100フィート以内に燃料プールがあるのは、マーク1型設計の別の不十分な側面です。


この様な理由により、もう沸騰水型原発マーク1格納容器は、稼働継続すべきではないと思います。

真の知恵の意味とは、いつ何を変更するか知り、いつ停止するかを知ることです。

時には、すべての王の馬とすべての王の民(=首相・議員と国民)は、再び共にハンプティダンプティ(=事故を起す原発)を置くべきでない。

発言と記録の機会を頂き、ありがとうございました。


議長:ガンダーセンさん、ありがとうございました。

-END-

*関連動画:福島原発GE製MARK1原子炉設計欠陥訴え:設計者D.G.Bridenbaugh:
http://www.youtube.com/watch?v=uznGoAV_RNM



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#福島原発 4号機倒壊したら核燃料溶融飛散!18万人死亡想定:米国立研究所/福島マーク1同型原発の全閉鎖を緊急提案! ガンダーセン 10/21

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福島マーク1同型原発の全閉鎖を緊急提案! ガンダーセン 10/21

(日本語訳:Jo2Rayden)

<概要・日本語訳>
Fairewinds' Chief Engineer Arnie Gundersen testifies to the NRC Petition Review Board detailing why the 23 BWR Mark 1 nuclear power plants should be shut down following the accidents at Fukushima.
フェアウィンズのチーフ技術者アーニー・ガンダーセンが、原子力規制委員会NRCの審査委員会の要請で、福島原発事故を受けて、なぜ23機の沸騰水型原発BWRマーク1原発を閉鎖すべきかを立証しました。

True wisdom means knowing when to modify something and knowing when to stop.
真の知恵の意味は、いつ何を変更するか、いつ停止するかを知ることです。

Sometimes, all the King's horses and all the King's men should not try to put Humpty Dumpty together again.
時には、すべての王の馬とすべての王の民(=首相・議員と国民)は、再び共にハンプティダンプティ(=事故を起こす原発)を置くべきでない。

<ビデオ・日本語訳>
このビデオは、アーニー・ガンダーセン氏による米国原子力規制委員会NRC・会議のプレゼンテーションです。米国の23機の沸騰水型原発の安全性憂慮についてのものです。

議長:ガンダーセンさん、あなたの見解をどうぞ。

ガンダーセン:
おはようございます。フェアウィンズのアーニー・ガンダーセンです。ネットで参加させていただきます。
(G.E.製マーク1原子炉設計者)Dale G. Bridenbaugh氏に引き続きお話ししたく思います。
(設計欠陥指摘してGE社を退職した)彼は私にとっては英雄です。

私は、沸騰水型マーク1格納容器について、4つ憂慮すべきことがあります。
今年2月末、妻のマギーと私が歩いているとき、マギーが言いました。
「米国で事故が色々あったけど次に事故を起こすとしたらどこだと思う?」
私は答えました。「どこかは分からないけど、間違いなく、GE製マーク1型沸騰水型格納容器になるだろう。」
3週間後、福島原発事故が起り、この指摘が正しかったことを証明してしまいました..。

1.マーク1型格納容器容積の欠陥設計

私が最初に憂慮すべき事は、マーク1型格納容器は、設計建設時から容積が小さ過ぎることです。NRCの'72年のメモで、大変憂慮されていた圧力抑制格納容器の脆弱さを指摘されていました。
それから数年後、私は個人的に沸騰水型・BWRマーク3の設計の学習に呼ばれました。
その設計主任技術者は、原子炉を改善させました。マーク3の設計検証により、もし、事故が起これば、上昇へ持上げる力が、マーク1格納容器を破壊する事実を明示しました。
世界にとっては、事故が起らなかった事が幸運だったのです。

最初のバンドエイド修理(ベントの後付け)がマーク1にされ、この議論は蓋をされてしまいました。
1980年代には、水素ガス生成による加圧限界を防ぐために、マーク1格納容器側面にベント装置が取り付けられました。このベント付け工事は、二度目のバンドエイド修理で、操業開始時からの設計に問題があったからです。
格納容器がそもそも、原子炉圧力容器に事故が有った時の放射能漏れ防止策であったのに、ベントを開放し放射能放出を許可し、そして再度閉めることが出来なかったのです。
福島原発では、このベント装置は、一回、二回でなく、三回失敗したのです。
マーク1格納容器は、重要な設計及び技術的な欠陥を内包したまま建設され、’76年と’89年にバンドエイド修理されました。
しかし、2011年に、マーク1格納容器は三度も壊滅的な破壊をもたらしました。
どうしてNRCが、このマーク1原発の稼働継続許可を考慮するのでしょうか?


2.BWR沸騰水型炉心圧力容器設計の欠陥

二つ目に憂慮すべきことは、マーク1格納容器設計では、制御棒が、原子炉圧力容器の底部の穴から上昇する設計であることです。
この設計は、制御棒の穴から、核燃料がメルトダウンした時に、格納容器の底に直接漏れ落ちてしまう非常に多くの機会を作り出してしまいます。私は、この現象がまさに福島原発で起ったのだと信じております。格納容器は、通常の炉心の圧力処理を行うには、既に不適当です。
これは、オークリッジ国立図書館で、1989年に【沸騰水型BWR炉心圧力容器底部の欠陥モデル】として報告されている概要です。

3.格納容器圧力限界の信頼性の問題

私が三つ目に憂慮すべきことは、NRCは、沸騰水型原子炉の”オペレート=動作”と呼ばれる処理力の増量を承認しました。
これは、加圧水型原子炉で許可されている類似の電力増加よりも、はるかに大きい動作をします。アップグレードプロセスの一環として、多くの原子炉は、その有効吸入ヘッドに関する連邦政府の規制からの免除を申請している。
これは、一般的に格納容器の圧力限界の信頼性と呼ばれています。
NRCは、マーク1設計の格納容器圧力限界の信頼性について、繰り返し許可していました。
昨年10月、NRCスタッフは、諮問委員会と原子炉安全査問委員に通知しました。彼らは、格納容器装置が漏洩する可能性はゼロだと想定しました。
この決定は、NRCスタッフが主要な安全規制を無視すること、原子力産業がそれを一度に放棄する許可を与えています。
福島原発の三つの原子炉格納容器は、総て失敗し、放射能は漏れ続けています。この事は、NRCが間違っていることの証明です。 
NRCは、直ちに原子炉の電源を引き下げて、格納容器の圧力限界の信頼を確保すべきです。



4.核燃料保管プール使用済み核燃料の危険性の問題

四つ目の私の憂慮は、三つの福島原発建屋が爆発し、核燃料と核燃料プールが直接外気にさらされました。
ブルックヘブン国立研究所が示す1997年の報告書が出ています。火と沸騰水型原発プールが少なくとも187,000人を殺すのだと。
福島原発4号機での燃料火災の恐怖は、NRCが福島から百キロ以内の米国市民に退避を勧告した主要な理由なのです。

医師ゴードン・トンプソンによると、これまでに実施されたすべての地上核実験が放出したセシウムよりも、使用済燃料のセシウムの方が、より多くあるのです。

原子炉建屋で100フィート以内に燃料プールがあるのは、マーク1型設計の別の不十分な側面です。

この様な理由により、もう沸騰水型原発マーク1格納容器は、稼働継続すべきではないと思います。


真の知恵の意味とは、いつ何を変更するか知り、いつ停止するかを知ることです。

時には、すべての王の馬とすべての王の民(=首相・議員と国民)は、再び共にハンプティダンプティ(=事故を起す原発)を置くべきでない。

発言と記録の機会を頂き、ありがとうございました。


議長:ガンダーセンさん、ありがとうございました。

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福島原発3号機が放射性蒸気放出継続中!新映像が証明!10/19 ガンダーセン(日本語訳)

福島原発3号機が放射性蒸気放出継続中!新映像が証明!10/19 ガンダーセン(日本語訳)New Photos of Fukushima Unit 3 TEPCO Trouble by Arnie Gundersen, Fairewinds Oct.19 ←動画リンク 


<日本語訳:Jo2Rayden>
・先週東電により立証された福島原発の3枚の新写真の解析、フェアウィンズによる燃料プールで起った3号機の爆発の異論。
- 1号機は水素爆発だが、3号機の爆発は水素爆発でなく、【即発"緩和"臨界爆発】である。

・フェアウィンズは、甚大な損傷は福島3号機の格納容器で起ったと信じています。
- 事故後15-16日後の上空からの写真で、格納容器から蒸気が出ているのを確認出来る。

・2つの出来事(燃料プール爆発と格納容器の損傷)は、同時に起ったのではない。

・ビデオでは、鉄骨テント装置が福島1号機に設置されたことについて簡潔に論じます。
- 鉄骨テントカバーで1号機を覆うことにより、設置されるフィルター喚起装置で放射性粒子の外部への放出を抑える事が出来る。しかし、汚染水の漏洩はテントではだめで、遮蔽壁を設置しなければ抑えられない。

*元動画と英語全文: http://www.fairewinds.com/content/new-tepco-photographs-substantiate-significant-damage-fukushima-unit-3

<ビデオ日本語訳 >   
Hi, I'm Arnie Gundersen from Fairewinds. I would like to talk to you today about some new photographs that were just recently released by Tokyo Electric.
フェアウィンズのアーニー・ガンダーセンです。東電が最近公表したいくつかの新写真についてお話ししたく思います。

First is the cover that was surrounding Fukushima Unit 1 is almost installed. Now that does not mean it is airtight, but it is better than what was there before.
まず、福島原発1号機が、鉄骨製テントカバーでほとんど覆われました。この事は、これで大丈夫という意味ではありません。しかし、以前より良くはなりました。
 
What they will do with that cover when it is completely installed is they will take the gasses that are being created inside the nuclear reactor and they will run them through filters and go up the stack.
この鉄骨テントカバーが完成したら何をするかと言えば、炉心から作られる放射性ガスを捉えて、それをフィルターを通して煙突へ送り込む事です。

So it does not eliminate all of the radiation, but it does capture it and send it up a stack to a much higher elevation. But the liquid radiation is not being trapped by this barrier. It is a start and it is a good start, but they are not there yet.
つまり、この装置は放射能を除去するのでなく、しかし、それを捕え、煙突に送り込み更に高濃度にするのです。
しかし、放射性汚染水は、このテントの障壁で防げません。
鉄骨製テントカバー装置は、始まりました。始まったのは良いことですが、これは障壁になりません。

More importantly, TEPCO just released some pictures of Unit 3 which are worth taking a look at. Now, to back up a little bit, you will recall that as the accident began back in March and April, we dissected some videos of the explosion in Unit 1 and compared it to the explosion in Unit 3.
より重要なのは、東電は3号機の幾つかの写真を公開しました。これは酷い状態の写真です。
今すこし補足しましょう。思い出して下さい。原発事故は、3月に始まりました。4月に、我々は1号機の爆発の幾つかのビデオを解析し、3号機の爆発と比較しました。

I will show you those right now, and they are quick. The first one blows outward and then Unit 3 on the other hand, after an initial spark, an initial flame front on the south side blows upward. Unit 3 is much more dramatic and much more powerful than Unit 1.
これらのビデオを今お見せしましょう。簡潔にです。1つ目の爆発は、横に爆発しています。そして一方、3号機は最初のスパークの後に、最初の炎が南側側面で起き、上方に爆発しています。3号機の爆発は、1号機に比べて、もっと劇的で、もっと破壊力のあるものでした。

Now Tokyo Electric has released a new photograph. The first photograph is taken from behind the building, so you are still looking out toward the ocean at a slightly different camera angle. The fuel pool is on the south side which is the right of this picture.
今、東電は、新しい写真を公開しました。最初の写真は、ビルの背後から撮ったものです。そう、あなたはいまだに海に向かった少し違う角度のカメラのものを見ているのです。核燃料プールは、南側にあり、この写真の右側になります。

Look in the center of the building. The roof has collapsed and there is a large kind of grey structure in there. That is the trolley for the overhead crane in the middle of the building.
建物の中央を見てください。屋根は崩壊し、大きな灰色の建造物がそこにあります。それは、滑車上の大型クレーンで、建物の中央にあるのです。

That crane is used to lift heavy components like the nuclear reactor head, and it is also used to lift shield plugs that go over top of the nuclear reactor before it starts up after every refueling.
So the crane has collapsed but it is in the center of the building.
このクレーンは、核燃料炉の上部などの重い装置を持ち上げるのに使われます。
また、このクレーンは、核燃料を毎回再挿入し始める前に、核燃料炉の上に設置される遮蔽プラグを持ち上げるのに使われます。つまり、このクレーンが倒壊し、しかも建物中央部に存在するのです。

Now the next picture will pick up right at that crane again. That centers it in the building. The right side is the south side toward the fuel pool. The center still has the roof girders over it. The roofing is gone, but the roof girders are still in place. The roof has collapsed almost straight down on that crane.
では次の写真は、右側のクレーンを撮ったものです。建物の中央にあります。右側で、核燃料プールから向かって南側になります。中央には、まだ屋根の支柱が見えます。屋根は消滅し、屋根の支柱はいまだに存在します。屋根は、ほとんど真直ぐこのクレーンの上に落下しています。

But look over toward the fuel pool now. When you look at the fuel pool, there is no roof left. As a matter of fact, one of the major structural beams is cracked in half. I think that shows what I have been saying since April, that the explosion occurred over the fuel pool initially. That is where the dramatic energy was released, over the fuel pool.
しかしながら、核燃料プールを見ていただきたい。核燃料プールを見ますと、屋根が存在しません。つまり実際は、大きな構造物のはりの半分が破壊されているのです。この事が示すのは、私が4月から言い続けている様に、爆発は最初に核燃料プールで起っていたのです。劇的なエネルギーが、核燃料プールから放出されていたのです。

The industry's position is that this is just another hydrogen detonation. In fact, it is not. If it were hydrogen gas, that entire building would be uniformly distributed with hydrogen. And the explosion would have just started and moved slowly from one end of the building to the other, but it would have been uniform. This picture clearly shows that the reaction was not uniform and that it started over the fuel pool.
東電の見解では、この爆発は単なる別の水素爆発です。実際は、そうではありません。もし、これが水素ガスなら、建物全体が水素ガスで均一に満たされなければなりません。そして、爆発は、建物の一部から他の場所へとゆっくりと動き、始まらなければならない。均一のものでなければいけなかった。
この写真は、(爆発)現象は均一でなく、核燃料プールで始まったことを明示しています。

Now related to the fuel pool, of course, is the fact that the rubble has now fallen into the pool. You can see it is obviously disrupted. It will be really hard to determine the exact cause of that fuel pool explosion. I still believe that it was a prompt, moderated, nuclear criticality. Only time will tell.
では、核燃料プールに関連してですが、もちろん、瓦礫は現在、核燃料プールに落ちています。明らかに破壊されているのを見ることができます。その核燃料プールの爆発の正確な原因を判断するのは、本当に難しいでしょう。私は、それが即発"緩和"核臨界だったと思います。時間が経てば自ずと答えは分かります。
 
But it is a theory that accounts for the explosion on that side of the building. It accounts for the energy release on that side of the building and the fact that there is no roof there any more.
It also accounts for the fact that fuel fragments were found near the building and were bulldozed under. And fuel fragments were found as far as a mile and a half away.
しかし、これは建物側面での爆発を根拠にした理論です。建物側面のエネルギー放出と、屋根がそこに存在しないという事実が、根拠です。
また、核燃料の破片が建物の近くで発見され、地面にブルドーザーで埋めたという事実が、根拠なのです。
核燃料の破片は、1.5マイル(2.4km)以上離れた場所で発見されたのです。

The only way that could happen is if the nuclear reactor fuel that is stored in that pool, were pushed upward by an explosion. That cannot happen with a hydrogen explosion, but it is quite possible with an inadvertent criticality like I postulated.
起こり得る唯一の方法は、そのプールに保管されている原子炉の核燃料が、爆発によって上昇飛散した場合だけなのです。これは、水素爆発では起り得ません。しかしながら、私は、それは十分に有り得る予期しない臨界爆発だったと想定していたのです。   

The last thing I wanted to talk to you about today is a re-analysis of an old Tokyo Electric video, in light of this new photograph. Now this video was taken about 15-16 days after the accident and you will see a large amount of steam coming out of the floor.
最後に、今日、私がお話したいのは、この新写真に焦点を当て、東電の以前のビデオを再分析してみました。
このビデオは、事故後15-16日後の上空から撮影されたもので、大量の蒸気が床から出ているのが確認できます。

This is in Unit 3 and above it is that girder for the traveling crane. That means that the steam is in the middle of the building, not over the fuel pool. The fuel pool would not steam like that.
これは3号機で、上部はクレーンを動かすレールです。つまり、蒸気は建物の中央から出ているのです。核燃料プールの上からではありません。核燃料プールからはこの様な蒸気は出ません。

The fuel pool would be much more gentle, almost like a lake with fog over it. But this steam is being pushed out and it is occurring in the middle of the building. What that tells me, is that the containment underneath that crane has been damaged. The containment is leaking.
核燃料プールなら、もっと緩やかで、湖上の霧の様になるでしょう。しかし、蒸気は、はっきりと放出され、建物の中央で発生しているのです。なにを意味するかと言えば、クレーンの下の格納容器が損傷しているのです。格納容器が漏れているのです。

There is no way that amount of steam could be getting out were it not for the fact that the containment is leaking.Since then we have continually seen steam coming out of Unit 3 in the center.
大量の蒸気を外部放出出来る方法がないと言うのは、事実でなく、格納容器から漏らし続けているのです。事故以来、3号機中央からの蒸気放出を見続けているのです。 

So I think we have two things going on here. I think we had an explosion that occurred on the south side over the fuel pool. And I think there is a damaged containment. I do not believe that they are a simultaneous event.But I think it is important to recognize just how seriously damaged Unit 3 is.
従って、私は二つの事がここで起きていると思います。爆発は南側側面の核燃料プールの上部で起きたのです。
格納容器に損傷があるでしょう。私は、これらが同時に起きた現象だと思いません。しかしながら、3号機がどれだけ深刻な損傷なのか認識することが、重要だと思います。  

I will keep you informed as the situation develops.
Thank you.
また状況の進展がありましたら、ご報告したく思います。
ありがとうございました。

-END-


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(2011/09/29)
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ゴミ焼却で放射能再浮遊し新ホットスポット作る! ガンダーセン10/20(日本語訳)

ゴミ焼却で放射能再浮遊し新ホットスポット作る!ガンダーセン10/20(日本語訳) ←動画リンク
Fukushima Update with Arnie Gunderson - 2011 10/20


 

<日本語訳:Jo2Rayden>
James Corbett:
Fukushima update.com のJames Corbettです。米国からアーニー・ガンダーセン氏を迎えてお送りいたします。
ガンダーセン氏は39年間原発産業の技術者として30年間携わってられ、原発関連会社の元副社長でした。17基の米国の原発操業に専門家として携わってられました。また、エネルギー省のハンドブック初号版に専門家として協力されていました。原子力の分野で検索すれば皆さんにもわかります。
今回は出演ありがとうございます。

ガンダーセン:
お招きありがとうございます。ベルモントからおはようございます。

James Corbett:
日本から今晩は。お話出来て光栄です。
では、早速お聞きしたいのは、誰もが気にしている福島原発事故の事です。あちこちにホットスポットがあり、東京でも確認され憂慮されてますが、この事についてお聞かせ下さい。

ガンダーセン:
もっと多くのホットスポットについて公に論じられています。多くのホットスポットが、新しいものかどうかはわかりませんが、人々がホットスポットを確認し始めています。東京が、間違いなく大量の放射能に汚染され、これは原発事故後の2週間の期間であり、その多くがこの期間の放射線です。
しかし、興味深いことに、我々が計測したデータでは、東京の家屋の空気フィルターでの放射線の値が、先月上昇していることです。二か月前と比較してです。これは、最初のフクシマの爆発から来たものではありません。
私は、これは東京の周りと日本中でゴミ焼却により、セシウムを再揮発(再浮遊)させ、その為、放射能の値が変化し始め、新たなホットスポットを作り始めたのだと思います。
ですから、ホットスポットは新しく出来て、新しいものは、焼却によりもっとできる。なぜなら、再揮発(再浮遊)したもので、いつまでも土壌にあるわけでない。我々が計測した空気フィルターは、ひと月前に交換したもので、つまり、このデータで、セシウムは空気中に再拡散したのだとわかります。 
  
James Corbett:
非常に憂慮すべき事ですね!
東電が、発表した”冷温停止状態が予定より一か月早くなるとの話について、どんな意味だと思われますか?

ガンダーセン:
冷温停止とは、原発事業者の定義です。この意味は、原子炉の温度が100度以下になり、核燃料が原子炉に収まっている状態です。
思い出してください。燃料パレットは、私の人差し指の大きさ位で、4mの高さの長いチューブに繋がり、何千ものチューブになっています。もし、それが水に浸されている通常の炉心の場合、100度かそれ以下です。この長い核燃料チューブが、100度かそれ以下の状態で通常の炉心内にある。これを冷温停止と言います。
私は、東電の言う”福島1・2・3号基の冷温停止状態”とは、水温は100度で、炉心は間違いなくメルトダウンしていますので、格納容器の底部は、100度ではないと思います。
東電の2週間前のビデオで、雲状の煙が2号機の内部から出ており、別のビデオでは、雲状の煙が3号機の内部から出ています。これは蒸気です。問題は、これが明らかに示すのは、格納容器の気密性がない事です。格納容器の漏れがあることです。”冷温停止”していれば、蒸気は出てくるはずありません!

James Corbett:
確かにそうですね。では、東電と日本政府の次のステップはなんでしょうか?

ガンダーセン:
私は、なにが彼らに出来るかと言うと、1号基は鉄骨製テントで覆われました。これは良い事です。テントと大きな空気フィルターが繋がります。次のひと月位で、1号機の内部の空気が浄化されてくるでしょう。次の準備は、おそらく4号機になるでしょう。そして、2号機です。
3号機は、とてもひどい状態で、とてもすぐに鉄骨テントを覆えるとは思えません。少なくとも、総ての瓦礫を除去しなければ始まらないでしょう。
しかし、東電の言う”冷温停止状態”とは、格納容器の底部から汚染水を出すことです。汚染水は、アレヴァのシステムを経由して、ポンプで汲み出しており、非常に放射性物質で汚染されているのでフィルター処理がまず必要なのです。さもなくば、ポンプは壊れ、作業員は被曝してしまうからです。ですから、アレヴァの汚染水浄化装置フィルターは非常に高い放射能で汚染されています。非常に高い放射能では、どんなフィルターも、どんな原発でも使用された事が無いのです。この問題に、誰も遭遇したことがないのです。
我々は、非常に高放射能の汚染水を浄化させ、それをポンプで再度炉心に注入するのです。総ての注入ルートが再汚染され、水が溶けた核燃料に接触し、再汚染されていくのです。ですから、アレヴァのフィルターは、どんどん高放射能になっていきます。日本政府の次の問題は、この高汚染フィルターをどうしていくのかなのです。未だかつて、こんな高汚染フィルターを処分した経験は、原子力産業にはないのです。

-END-

*訳者補足:ごみ焼却でセシウムが再揮発して、東京の家屋のエア・フィルターの放射線数値が2か月前と比べ9月に上昇しているとガンダーセン氏は言っているが、訳者はこれだけが原因ではないと思います。
-7月末~8月中旬、福島第一原発で再臨界が起きていた? - 週プレNEWS http://wpb.shueisha.co.jp/2011/09/12/6900/ 実はこれがガンダーセン氏曰く瓦礫焼却で放射線数値が東京で9月再増加の主原因ではないだろうか?

*11/2追記:やはり再臨界していたことを東電が認めました!
---9月は台風13号、15号が本州中央部に上陸し、その時期は東北方面(福島)から南西に向かい強風が流れ続けていた。つまり、放射性粒子が本州中央部に流れていまし­た。再臨界した大気中の放射性粒子が台風の大雨で地上に落ち、放射線数値が上昇したのでしょう。

*下記スイスの気象情報<放射性粒子拡散予測>を見ると、この時期の拡散状態がわかります。^^
http://www.youtube.com/watch?v=Qb4KF0MyNhs&feature=channel_video_title

*もちろん、放射性瓦礫を東北地方で焼却処理している為、セシウム等が再浮遊、拡散していると思います。瓦礫全国拡散焼却計画には反対しましょう!

*関連: 瓦礫焼却で放射能再拡散!福島原発再臨界していた事を米NRCが証明!8/21
http://www.youtube.com/watch?v=bSZzhBXLuLk
 
*元動画: http://fukushimaupdate.com/fukushima-and-the-fall-of-the-nuclear-priesthood/
*元投稿者: http://fukushimaupdate.com/ by James Corbett



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テーマ : 原発事故
ジャンル : ニュース

#原発 は自然災害に耐えられない! 事故の現状を中央が判断不能! ガンダーセン 10/12 (和訳)

原発は自然災害に耐えられない! 事故の現状を中央が判断不能!ガンダーセン(和訳) ←動画リンク
Are Regulators And The Nuclear Industry Applying The Valuable Lessons Learned From Fukushima  



< ビデオ概要・日本語訳↓: Jo2Rayden >
Fairewinds chief engineer Arnie Gundersen discusses three nuclear safety problems uncovered during the Fukushima accident that nuclear regulators and the nuclear industry wish they could ignore.
フェアウィンズのチーフ・エンジニアのアーニー・ガンダーセン氏は、原子力規制機関と原子力産業が無視できると望んだ三つの安全上の問題が、福島原発事故の際に露見した事を、論じます。

Why isn't the industry designing nuclear plants to withstand the worst natural events?
1.なぜ、原子力産業が設計した原発は、最悪の自然災害に耐えられないのか?

Why aren't nuclear regulators, governments, and citizens who live and work near a nuclear plant prepared for a nuclear accident?
2.なぜ、原子力規制機関、政府、原発周辺の市民と勤労者は、原発事故の準備が出来ていないのか?

How much does the NRC value human life?
3.原子力規制委員会NRCは、人間の生命の価値をどのくらいとしているのか?

Finally, Fairewinds' Gundersen concludes that the NRC is not implementing adequate safety changes because the NRC believes that a serious accident is impossible.
最後に、フェアウィンズのガンダーセン氏は、NRCは適切な安全基準の変更を推進していないと結論づけています。なぜなら、NRCは、深刻事故は起り得ないと信じているからです。


< 日本語訳・要約: Jo2Rayden >
1.なぜ、原子力産業が設計した原発は、最悪の自然災害に耐えられないのか?

福島原発と米国フォートカルフーン原発の二つの原発で起きた地震、津波、洪水が、自然災害がいかに原子力産業の原発施設設計の想定が甘く、耐えられないものであるかを示しています。
原子力産業が深刻事故の確率を1000年に1回としていますので、60年間原発稼働可能とすると 
”60年 ÷ 1,000年 = 6% "になります。6%は、どの原発になるのでしょうか? 
" 6% x 60機の原発 = 360% " になり、米国の60機の原発の内、寿命の60年間の間に3機か4機が、設計者が想定していない災害に合う確率があると言うことになります。


2.なぜ、原子力規制機関、政府、原発周辺の市民と勤労者は、原発事故の準備が出来ていないのか?(緊急時対策)

(1)もし、事故が起こった場合、誰がその事故処理、保証費用を払うのか?

東電の負担金額は、100億ドル(7兆670億円)を超えるでしょう。日本の事故によるコストは、2,500億ドル(191兆750億円)にもなるでしょう。東京電力は、おそらく破産することでしょう。総ての資産を売却して、残った負債は、日本人の税負担になることでしょう。

(2)もし、事故が起こった場合、誰がその責任を負うのか? 

日本では、真剣に緊急時の計画が立てられていたと思います。なぜなら、頻繁に地震があるからです。
しかし、福島原発事故が起った今でさえ、東日本の除染をしていき、原発事故を処理していくのは、誰が本当の実際の責任者なのか誰にもわからないのではないでしょうか。

スリーマイル原発事故でも、チェルノブイリ原発事故でも、原発の所長は、事故がいかに深刻かをわかっていました。しかし、官僚機構がそれを深刻と捉えずにいた為、さらに悪化させてしまったのです!
福島原発事故も同じ構造の問題があったのです。
福島第一の吉田所長は、海水を注入しようとしました。必要に迫られたからです。しかし、東電の東京本部では、その必要はないとしたのでした。彼は、悪化を防いだ英雄です!必要である事を行ったのです!吉田所長は、政府と東電本部の意向に反していたにもかかわらずに海水を注入しました。
現場の人達は、なにが起っているかわかり行動していますが、その組織の上層部は正しい判断が出来ないのです!

福島県では、ヨウ化カリウム剤(ヨウ素剤)を常備していました。甲状腺がんの原因の放射性ヨウ素の侵入を防ぐことが出来ます。しかし、県は、日本政府の使用許可が無かった為、錠剤の使用が出来なかった。事故から7日後には、政府もヨウ素剤の使用が必要だと気がついたが、なにもしなかった。
現場の人達は、なにが起っているかわかり行動していますが、その大きな組織の上層部(政府)は正しい判断が出来ないのです!時間が、生命へのリスクにかかわっているのです!

米国の現状は、おそらく日本より悪いでしょう。日本は、緊急対策がどういうものかわかっていますが、それでも現在はちゃんと出来ていません。
ここ米国では、だれが責任をもつのでしょうか?米国には、以下の5つの組織があり、はたしてどこが何の責任を持つのでしょうか??
(1)公益企業(原発事業者)
(2)NRC 原子力規制委員会
(3)EPA 環境保護庁
(4)FEMA
(5)州政府


3.原子力規制委員会NRCは、人間の生命の価値をどのくらいとしているのか?

私は、ここバーリントンの地方大学で数学を教えています。コンピュータに値を入れて計算もします。
原子力規制委員会 NRCは、人間の生命の価値の計算を、ワシントンのどの機関よりも低い値で計算しているのです。NRCでは、あなたの生命の価値は300万ドル(2億3千万)とし、他の機関では、5-900万ドル(3億8千万円-6億9千万円)としているのです。この様な低い値で計算する組織が、原発事故の際に責任も持つのです。

コンピュータに値を入れて計算するときは適切な値を入力します。NRCが通常業務として、人間の生命の価値を最低限の値で計算し、除染費用を最低限の金額に計算し、ほんのわずかしかしない安全基準改善を正当化させるでしょう。

* NRCは適切な安全基準の変更を推進していません。なぜなら、NRCは、深刻事故は起り得ないと信じているからです。

-END-



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東電と日本だけじゃない、政府と原発業界が世界中でズブズブ関係! ガンダーセン

東電と日本だけじゃない、政府と原発業界が世界中でズブズブ関係! 10/2 ガンダーセン ←動画リンク
Nuclear Oversight Lacking Worldwide



<概要・日本語訳:Jo2Rayden>
・フェアウィンズは、ニューヨーク・タイムズの論説「フクシマ原発事故は、日本の原子力保安院が東電を監督しきれていなかったのが原因だ。」と言う批判に、同意出来ません。

・米国の原子力規制委員会NRCと原子力産業の関係も、日本と同様にもたれ合い関係が存在するのです。

・原子力発電に対する安全保証実施費用が、原子力産業により拒絶される事により、厳格なはずの原子力規制機関が、世界中で原子力産業に協力しているのです。


<日本語訳:フェアウィンズサイトより転載 **一部訳修正: Jo2Rayden>

こんにちは。フェアウィンズのアーニー・ガンダ‐センです。
今日は原子炉を所有している側と原子炉を規制する側との関係についてお話したいと思います。

これはアメリカだけの話ではなく、日本をはじめ世界中においてのことです。先週NYタイムスに載っていたある論説を目にしてこのことについて考えさせられました。その論説というのは南カリフォルニア大学のある教授によって書かれたもので、その教授は各国の原子炉の規制について研究している方です。その論説で、教授はフクシマの事故について「安全神話のなかで起きた怠慢の結果であり(中略)安全保安院ひとつをとってみても、原子力産業から独立した機関ではありませんでした。原発を稼働している東電は今まで長きにわたって安全性を軽視し、政府からの監視を最小限に抑えてつつ原発を稼働できるような、お粗末としか言いようのない脆弱な安全体制だったと言えます」と語っています。

 そして、こうした問題の解決案として、「国と国とその規制機関を、もっと緊密に共同運営させる必要が現在あります。」と提案しています。**

私は教授の意見には賛成しません。国同士のより緊密な連携など必要ありません。
我々がやるべきことは今ある安全基準をきちんと守らせることです。
フクシマ原発事故の責任は、東電と日本政府のなれあいのせいだとするのは違います。** 
それでは他の国々は日本よりきちんと管理しているということになってしまいます。実際はそうではないはずです。
今日の動画ではこのことについてお話したいと思います。

フクシマの稼働が始まったのは45年前。福島第一原発はアメリカの設計で、アメリカの会社が建設しました。
 福島原発の問題を日本の原発規制機関と東電との蜜月関係だと断定してしまうはごまかしであり、原発業界全体の隠ぺい体質を隠すことになります。**
 
1974年までNRC(原子力規制委員会)は原子力委員会という名前の機関によって規制されていました。原子力委員会(AEC)は外郭支部として推進、規制を行っていましたが、アメリカ議会はこうした状況がうまく機能していないと認識していました。そこで、AECをNRCとエネルギー省の2つに分割しました。
 理論上は、エネルギー省が推進を担当し、NRCが規制を担当するものでした。実際には、同じチーム・スタッフで、名前を変え同じジャージを着ていました。**

1974年にアメリカ議会は慣れ合いが過ぎると認識していました。さて80年代に飛んでみましょう。状況は変わったのでしょうか。 ここに1987年に発行された報告書があります。そのタイトルは『業界とNRCの慣れ合い』で、米議会の内務島民事務局委員会(*天然資源に関する米国下院委員会)が作成したものです。とても長い100ページある報告書で、スキャンイメージされたものですが、みなさんには3点ピックアップして読んでみたいと思います。 

まず最初のポイントは、議会内部のスタッフや議員たちは「NRCはミシガン州のフェルミ原発の許認可の不正捜査を妨害、誘導している」ことを突き止めました。 

第2に、5人のNRC委員の1人が「不正に抵触する行動をとっており、原子力業界と引き続き緊密な関係を 保っていることを表わしている」ということが調査で発覚しました。

最後に、彼らが見つけた事を、みなさんにもよく聞いていただきたい。
「解決すべき問題があることを十分示す記録が、豊富に挙がっているにも関わらず、NRCは、自らのスタッフが既存の原発の安全性向上を要求する能力を、厳格に制限する規則を施行しました。」**
 
ではもう10年飛んで、1990年代にいきましょう。1990年代、NRCの監察総監は、デビッド・ウィリアムス氏という方でした。彼は委員への手紙で、NRCの問題は、彼らは原子力発電所を所有する人々にだけ耳を傾け、原子力に真っ当な懸念を抱いている人たちの話を全く聞かない、と書いています。彼の正確な言葉だと、「NRCは、受注業者の受け売りに依存している」というものです。

当時、私のことも一部、その報告書に触れられました。私はNRCに安全性に関していくつか問題点を報告しましたが、無視されました。その過程で、規制機関と規制の対象になるものとの間に蜜月関係があることを発見しました。この蜜月関係は、ジョン・グレン上院議員との議会の公聴会にも影響を与えました。その公聴会でNRC議長はこう言いました。「これは真実です。ガンダーセン氏の発言は完全に正しかった。彼はとても貢献してくれました。」ですが公聴会の後、何も変わりませんでした。NRC議長の議会への発言は、規制機関の行動に何も影響を与えませんでした。

では更に10年進んで、21世紀初めへ進みましょう。オースチン・クロニクル誌に掲載された素晴らしい報道記事がありました。記事は調査報道として秀逸で、『原子力のためのやらせ(Will Shill For Nukes)』というタイトルです。この記者は原子力業界の交易組織であるNEIが論説を書き、それらを国内の原子力工学専門の大学教授へ送り、地域の新聞へ寄稿するよう依頼していることを突き止めたのです。結構な数の教授が便宜を図りました。原子力業界によって書かれた論説が大学教授に渡され、大学教授の名前で地域の新聞の社説に掲載され、原子力の有益性を売り込んだのです。

さらに興味深いのは、話の中で触れられている大学教授のひとりに、デイル・クライン氏の名前があることです。この調査報道レポートが掲載された1年後、クライン氏がNRCの議長になっているのです。

さて、最後に、2年前のことになります。NRCの検査官長がNRCの委員の1人について書いた報告書があります。この方はジェフリー・メリーフィールドという方です。メリーフィールド委員は、委員である間になんとか原子力業界で再就職先を見つけようと思っていました。そこで彼は、規制される側の人たちに呼びかけ、仕事の斡旋を頼んでいたのです。頼んだだけでなく、実際彼は就職先を見つけました。委員として最後の2,3ヵ月間彼は再就職先に有利になるような決定をしていました。NRCを退職したら年間100万ドルの年収を約束してくれている再就職先です。その報告書も、このウェブサイトに掲載されています。興味深い報告書です。

今日、事態はまったく変わっていません。ちょうど先月、国際原子力機関との会合がありました。非公開で行われ、原子力業界の重役と、政府高官たちが集まりました。

日本で起きたこの重大な事故は、日本の文化に特有の話ではありません。むしろそれは世界中の国々に、原子力業界が強いている圧力を物語っているのです。このことは、あなたの国でも起こりえるのです。

ありがとうございます。

-END-


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福島原発事故,マーク1と沸騰水型原子炉の設計問題点指摘! ガンダーセン(字幕)

福島原発事故,マーク1と沸騰水型原子炉の設計問題点指摘! ガンダーセン(字幕)←日本語字幕動画ページリンク


<概要:日本語訳:Jo2Rayden of Junebloke>
ガンダーセン氏は、原子力業界と原子力規制委員会(NRC)が、福島原発の事故以降明らかになった重要な安全性の問題を注視していな い、という懸念を表明しています。これらの問題点には、沸騰水型原子炉マーク1 型格納容器の設計上の深刻な欠陥、沸騰水型原子炉格納容器の設計の根本的な欠陥、デト ネーション(爆鳴)衝撃波の問題があります。
NRCと原子力業界は、欠陥のある費用便益のコンピューター・プログラムを使用して、事故後の人々の生命の尊さと、資産への損害を低く見積もっています。このコンピューター・プログラムが、安全基準の修正無しで原子炉操業の継続正統化に影響を与えているのです。

また、フェアウインズは、当サイトの日本語版、Fairewinds.jpのリリースを 発表しました。

** フェアウィンズのウェブサイトの今回のビデオの日本語訳にいくつか誤訳を見つけましたので、私が修正訳と動画字幕版作成しました!上記リンクから動画をご覧ください!修正文を文章化しましたので、フェアウィンズに連絡予定です。
今回は16:30秒と長い為、最初に訳した方も私も大変です(^^; **

<(修正)日本語訳:Jo2Rayden of Junebloke>

こんにちは。フェアウィンズのガンダーセンです。

前回ビデオを発表してから3週間になりますが、その間、いくつかのラジオインタビューを発表しています。私たちフェアウィンズが忙しくなかったわけでなく、私は専門家証人としての陳述を行っていました。
それより重要なことは、マギーとケビン・ハーレイがFairewinds.com の日本語翻訳版Fairewinds.jp作成のため多忙であったということです。私たちと共に、ビデオの日本語翻訳のため献身してくださった数多くの日本語翻訳者の皆さんに、感謝したく存じます。
今日は、Fairewinds.jp と Fairewinds.comが同じ内容を放映する最初の日になります。
ボランティアとして協力してくださった皆さん、本当にありがとうございます。

ここ数ヶ月間、原子力規制委員会(NRC)は、福島原発事故から、安全性の見直しを始めています。彼らは、より深く調べたい幾つかの鍵になる箇所について、独自の報告書をちょうど発表しました。このレポートは、NRCのウェブサイトにあります。
もっと重要なのは、NRC監視活動をしているUnion of Concerned Scientists ”憂慮する科学者団体”が、最初の原子力規制報告書の批評を発表しました。私たちも、この"憂慮する科学者団体"の批評をこのサイト上に投稿しました。
その中にはNRCが特定した重大な教訓が書かれていますが、より重要なのは、憂慮する科学者団体は、NRCは口先だけでなく、ただ安全性の問題を学ぶだけでなく、実際に安全基準変更を実行すべきだと述べています。

今日私がお話したいことは四つあります。
NRC報告書には書かれてなく、私は本来、彼らの報告書に記載すべきものと思います。

以下の四点です。
1. 格納容器
2. 原子炉
3. 爆発
4. 深刻事故緩和分析


1.格納容器 (沸騰水型原子炉)

35機の他の原子炉の沸騰水型原子炉もこれ(フクシマと)と同じです。
今年2月、福島原発事故の約3週間前のことです。マギーと私が歩いているとき、マギーが言いました。
「私たちは、これまで多くの専門報告書を作成し、多くの問題を発見してきたでしょ。」
「次に事故を起こすとしたらどこだと思う?」
私は答えました。「どこかは分からないけど、間違いなく、マーク1号沸騰水型の格納容器になるだろう。」
そう、福島原発は、マーク1型の格納容器でした。
この沸騰水型格納容器の写真は、70年代に撮影されたものです。これはブラウンズフェリーのもので、福島原発の原子炉と同じものです。このお話をさせていただきます。

ここに2枚の格納容器の写真があります。上の図は逆さにした電球のようですが、"ドライウェル"と呼ばれるものです。この中に原子炉があります。下の図はドーナッツのように見えますが "トーラス" と呼ばれ、ほぼ全体は水で満たされるものです。
理論上では、もし原子炉が破損したら蒸気が電球(ドライウェル)から噴出し、ドーナツ(トーラス)に入るとたくさんの泡を生成し、圧力を下げることになっています。
これは、圧力抑制格納容器と呼ばれるものです。図の底部は、格納容器の蓋になります。完成時には、蓋は頂上部に設置されます。格納容器はだいたい1インチの厚さです。中には原子炉があり、約8インチの厚さです。

少し説明させてください。このタイプの格納容器は、70年代初頭、60年代後半に設計されました。そして1972年までに、多くの人々が格納容器について懸念を持ちました。
'72年のNRCのメモを紹介したいと思います。そこには、この圧力抑制格納容器の問題について述べられています。

「圧力抑制格納容器案中止の為のスティーヴ氏のアイデアは、興味深いものだ。しかしながら、規制委員と原子力安全指導委員会を含むすべての原子力分野の要素により、圧力抑制格納容器の概念の容認は、慣例主義の有識者が、強固に飲み込ませている。この神聖化された方針の取り消しは、特に現時点においては、原子力発電を終結へと導くものとなり得る。スティーヴ氏のアイデアは免許を受けている原子炉の操業継続に疑問を投げかけるもので、私どもが耐えられない混乱を起こすだろう。」 by Joseph M. Hendrie

つまり、70年代初頭には、NRCは格納システムに、欠陥があることを認識していました。70年代中頃に、彼らはその影響が間違った方向にいくとわかり、その意見を取り上げず封印してしまいました。

80年代になり、別の問題が出てきました。スリーマイル島の事故のあと、格納容器が水素の生成により爆発しうることを彼らは認識したのです。このことは70年代の設計では想定されていません。これに対して彼らが行ったことは、格納容器内にベントを設置することでした。
ベントは圧力を外に出すように設計されています。格納容器は圧力を保つよう設計されています。つまり、エンジニアは、放射能を封じ込めることより、格納容器を爆発させないため、格納容器ベントという穴を格納容器側壁に開けなければならなくなった。
ベントは、80年代終わりに追加されました。NRCの要求によるベント追加ではありません。原子力業界がNRCの要求を避けるために行い、これで彼らに主導権が生じました。彼らは自発的にベントを設置しました。実に積極的に聞こえますが、実は違います。
もし、NRCがベント設置を要求していたなら、これら原発の免許について、懸念を抱く市民や科学者に公開されていたでしょう。

原子力業界が自発的にベントを設置したことにより、2つのことが起こりました。
1つめは、ベントが安全なものかどうか確認する手順への市民の参加を許さなかったことです。
2つめは、NRCがベントをチェックすることや、安全性に関する発言を許さなかったことで、事実上、プロセス全体から外されてしまいました。
これらベントは、福島原発の事故が起きるまで、試されることはありませんでした。格納容器も、福島原発の事故が起きるまで、試されることはありませんでした。
実際は、3回中3回失敗しました。振り返ってみると、私たちが驚くべきことではないのです。

これらベントを開けるための手順に目を向けてみましょう。電力喪失という事故においては、誰かに完全に防護服を着用させて、発電所中央にある大きなバルブの所まで降りて行かせ、ベントを開放するために200回クランクを回すように指示します。
想像できますか?原発事故の最中に、水蒸気、爆発、放射線がある中へ、作業員を発電所内へ送り込み、バルブを開けるために200回クランクを回させることを。
この事故は、40年前に小さく設計しすぎた格納容器に、バンドエイド修理でベント付けした為の二度目の欠陥、失敗でした。

この考察から、私は考えます。私たちはこの質問に答える必要があると。

マーク1型格納容器は操業を続けることが、許されるのでしょうか?
NRCの立場は、「私たちはベントを強化できる。」です。
私は、これがいい考えだとは思いません。


2. 原子炉

これまで私が話したすべての問題は、マーク1型格納容器に関してです。
次にお話したいのは、格納容器の中の原子炉についてです。
そう、この電球型とこのドーナッツ型は、格納容器の構造になります。
格納容器の内側に原子炉があります。沸騰水型原子炉では、核制御棒群はその底から入ってきます。加圧水型原子炉では、上部から入ってきます。福島原発のすべての原子炉、そして世界に35機あるこの設計の原子炉では、底から入ってきます。

このことは、現在NRCが目を向けていない独特な問題と重要な違いを明示しました。
もし、加圧水型原子炉で、炉心が溶融した場合、その原子炉の底には穴はありません。8〜10インチの非常に厚い金属容器を、原子炉がメルトスルーしなければならないのです。
しかし、福島原発は、違いました。福島原発は、沸騰水型原子炉で、底に穴があります。福島原発、アメリカまたは日本にある他の原子炉のように、燃料棒が、沸騰水型原子炉の底にあるとき、その原子炉では、メルトスルーが簡単に起こります。なぜなら、原子炉の底に60個の穴があるからです。8インチの鋼をメルトスルーする必要がないからです。ごく薄い壁の配管をメルトスルーし、原子炉底の穴から抜け出せればいいのです。

沸騰水型原子炉の底に穴があるという問題を認識しているのは、私だけではありません。
先週、福島原発の事故の直後に、原子力規制委員会により書かれたメールが出てきました。彼らは認識したのです。福島原発で、もし炉心がメルトダウンし、そして燃料が小さな塊として原子炉底に溜まったならば、これら原子炉底の穴は、厚底の設計の加圧水型原子炉と比べ、熱く落ちた燃料がもっと迅速で簡単に漏れ出すのです。これは総ての沸騰水型原子炉に、共通する欠陥です。

しかし、原子力規制委員会は、福島原発のような沸騰水型原子炉のメルトスルーの可能性は、加圧水型原子炉に比べて非常に高いことを、認めていないのです。


3. 爆発について

3つ目の分野は、前回のビデオで、私たちが詳しくお話したものです。
3号機の爆発が、デトネーション(爆鳴)であって、デフラグテーション(爆熱)ではないとうことです。
衝撃波のスピードについて考えなければなりません。3号機における衝撃波は、音速より速く伝わりました。このことは重要な特徴なのですが、原子力規制委員会、原子力業界全体は目を向けていません。格納容器は、音速より速く伝わる衝撃波に耐えることが出来ません。すべての格納容器はそれが起こらない想定で設計されています。

しかし、福島原発3号機では、それが起きたのです。我々は、デトネーションがどうして起こるか、将来のすべての原子炉の被害をどうやって軽減させるか、理解する必要があります。

私は、爆発が起きた時のスピードに対する建物の大きさを計測してみました。衝撃波は、1000マイル/毎時で伝わります。音速は約600フィート/毎秒なので、音速の衝撃が、格納容器に劇的な被害を与えるでしょう。これに耐えられる設計ではありません。いまだに、NRCはこのことに目を向けていません。

従って、原子力規制委員会と原子力業界が、人々に知られたくない、鍵になる三点が、私たちにはわかります。

1. マーク1型原子炉の操業継続は、許されるべきものなのか?
2. 沸騰水型原子炉は、加圧水型原子炉に比べてメルトスルーが起こりやすいのではないか?
3. 格納容器は、デトネーション衝撃波に耐えうるのか?



4. 深刻事故緩和分析

原子力業界が、安全基準変更を実行するなら、費用便益分析をしなければならない。これが意味するのは、変更が行われたら、電力会社の変更実施費用より、社会への利益がまさらねばならないということです。

これが最後の点で、"SAMA"と呼ばれています。
これは"深刻・事故・緩和・分析"の略です。
彼らは、実に空想的コンピュータープログラムを使用し、大惨事で、実際にどれだけ社会費用が掛かるか計算します。人々の生命、資産への損害の点から計算します。

コンピュータープログラムは、間違っています。もう長い間、間違ったものだと分かっていますが、継続して使われています。原子力規制委員会が、ワシントンのすべての省庁の中で、可能な限り最も低い値を、人間生活に設定しているのです。事故後の除染についても、人為的に低く見積もっています。全体の影響として、修正の為の費用と社会への利益を比較すると、このコンピュータープログラムは、利益をゆがめ、低く見積もります。
彼らは、プログラム変更費用があまりに高く、皆さんや私、社会への利益が、あまりに低いから、変更は必要ないとしている。

フクシマ事故は、このプログラムが正しくないと教えています。浄化費用は、少なくとも数千億ドルになるでしょう。原子力規制委員会のコンピュータープログラムは、決してこのような高い数値は出しません。


5. 費用便益分析

原子力規制委員会は、正すべき問題を特定しています。彼ら自身のコンピュータープログラムが、正当な計算を算出しないだろうと。社会へのリスクをあまりに低く見積もり、このプログラムにお金を使う必要がないことを。
問題はコンピュータープログラムにあります。私たちは、人々の生活費用と資産損害をより高く査定するまで、安全基準修正の費用便益判断する有効な手段を、考え出せないでしょう。

では、まとめましょう。原子力規制委員会と日米両国の原子力業界が目を向けていない鍵になるものが、少なくとも三点あります。

(1)格納容器の設計
(2)沸騰水型原子炉圧力容器
(3)デトネーション(爆鳴)衝撃波 です。

彼らがどれに目を向けるかに関わらず、正しい費用便益分析と社会への費用の適切な評価をしなければ、これらの変革は、なにも実施されないでしょう。



もう一度、私は日本の視聴者の皆さんに感謝したく存じます。
Fairewinds.jp へ来て頂いたことを歓迎致します。
また、これまでの170日間に視聴して下さった総ての方にも感謝しております。
Fairewinds.comを見ていただき、ありがとうございます。

-END-


2015年放射能クライシス
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(2011/09/29)
武田 邦彦

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テーマ : 原発事故
ジャンル : ニュース

福島原発事故講演会:ガンダーセン氏,ヴァーモント大学7/23(日本語訳)

福島原発事故講演会:ガンダーセン氏,ヴァーモント大学7/23(日本語訳) ← 動画リンク

原子力発電 101:フェアウィンズ、核分裂により沸騰水型原子炉を稼働することの基本的な利点と欠点を検証する

** 本プレゼンテーションとパワーポイントには、原子力発電所がどのように機能しているか、事故発生時に原子炉をどう冷却するか、ホットパーティクル(放射性を持った粒子)を吸い込ん場合の影響、それと核廃棄物の長期保管に関する懸念事項についての考察があります。本プレゼンテーションは、2011年7月23日、バーモント大学で行われた「原子力会議」で発表されたものです。**

*ビデオ主要部 日本語訳( www.fairewinds.com より日本語版転載 )

完全球形の形状には意味があると言う人々がいます。このような爆発もひょっとすれば完全球形となるかもしれず、そうならないとしたらなぜでしょうか。どちらにしてもこれは上昇するにつれて球形となっています。これは原子爆弾ではなく化学反応ですが、明らかにエネルギー量は莫大です。(次のスライド)

 これは2秒間に起こりました。(次のスライド)ここでは火炎が上空で小さな顔のように見えます。(次のスライド)

 想像しやすいように例を挙げると、これは50mで建屋のてっぺんまでが150フィート(45.7m)です。今お話ししているのはほんの2秒間に3000(0.9km)〜4000フィート(1,2km)上昇した状態なのです。(最後のスライド)

 破片は屋根の残骸ですが、核燃料でもあります。それがこの爆発の本当に恐ろしいところなのです。事故現場から1マイル先と、1マイルから2マイルの間のところで、私の小指ほどの核燃料の破片が見つかりました。再度計算して、空気抵抗のある空中にこのようなものを投げた時にどのぐらいのエネルギーが必要かを調べてみました。空気抵抗をほとんど受けない完全球形をしていたとしても、1時間に1,000マイル(447m/sec)の速度で投げられていなければならなかったでしょう。このことは、この爆発がデトネーションであって、デフラグレーションに他ならないことを示しています。原子力業界はそのことの重要性を過小評価するような議論を展開しようとしていますが、デトネーションとデフラグレーションの違いは格納容器設計の世界では劇的なものです。

 これは劇的なものですが、それは原子力規制委員会が日本国内の米国人を、原発から50マイル(80km)圏外へ避難させた理由ではありません。彼らは、発火した場合はその爆発よりもっと壊滅的となったかも知れない、使用済み核燃料プールを憂慮していました。4号機の頂上にあった使用済み核燃料プールは、その原子炉の中身全部だけではなく、5年、6年、あるいは7年分の核燃料を貯蔵していたのです。

 ブルックヘイブン(Brookhaven)は使用済み核燃料プールのどれかが発火したら、大気中のプルトニウム起因の癌によって死亡する人が約18万人に上るであろうという研究を行っています。つまり、NRCのジャツコ(Jaczko)委員長が福島第一原発事故の直後に米国人を避難させたのはこの劇的な爆発のせいではありません。それは起こっていれば最悪なケースですが、幸いに今のところまだ起こってはいない、4号機の使用済み核燃料プールの火災なのです。

 もうひとつ、福島原発が乾式キャスク(使用済燃料乾式貯蔵容器)を備えていて、この乾式キャスクは事故の危機を無事に乗り切ったことを知っておくことも重要です。1つのメッセージは、これらが設計は異なっていても典型的な乾式キャスクであって、津波に遇い、浸水し泥だらけになったものの、溶融も爆発もせず今日も基本的には無傷のまま存在しているという事実です。

ここで、C10 と Pilgrim Watchへの教訓は、使用済み燃料プールから核燃料をできるだけ取り出して、より安全な乾式キャスク貯蔵庫へ移すことです。

(22:36)
デヴィド・ロックバウム:福島第一原発事故の主な原因について少しお話ししたいと思います。この図はシーブロック原発(Seabrook)のような加圧水型炉です。これは意図的にそうしたのですが、米国の原子炉が直面した災害の主要原因が何であっても、その結果は基本的には同じだからです。時間軸は異なり、そこにたどり着く経路は異なるかも知れませんが、終点は同じでしょう。

 主な原因は皮肉なことに、発電所の広範囲にわたる電力の喪失でした。地震が発生した時、通常の送電線が破壊され、地震によって発電所の自家発電装置からの電力も失われました。従って、地震が発電所に最初の一撃を与えたのです。発電所自体の通常の電力供給源を奪ったことです。

いくつかの予備電源はありました。各原子炉は2つのディーゼル発電機を備えていました。通常の電源が失われた際に重要な発電装置に電気を供給するという唯一の目的のために設置されていたのです。6秒から7秒の間にディーゼル発電機は起動し、重要な発電装置に電力を供給し始めました。全てにではないものの、炉心を冷却し格納容器の動作の完全性を維持するには十分でした。

そこに津波がやって来ました。日本ではタービン建屋の地下に緊急用ディーゼル発電機を設置しています。これは地震に対して最大の防備となります。高い床に何かを置いて揺すると落下しますが、低い場所に降ろして揺すっても留まっているからです。従って、地震に対しては最大の防備があった。しかし、洪水に対しては本当によい防備とはいえません。12基のうちひとつも津波には耐えられませんでした。従って、津波が到来し、緊急用ディーゼル発電機を全滅させたことが、発電所への2番目の打撃となったのです。

バックアップにはさらにバックアップがあります。この発電所には、ほとんど全ての合衆国の発電所と同様、原子炉1基につき1つの安全システムに十分な電力を供給できるバッテリーを貯蔵していました。日本ではこの直流電源は少なくとも8時間は稼働するべく設計されていました。米国の原発の原子炉ではこれが4時間ですから、半分のバックアップ能力で、これらの原子炉がより高く生き残る可能性はおそらく低いでしょう。

事故のある時点でバッテリーが消耗し、発電所に3番目の打撃(ストライク)を与えました。ボウリングなら10個のストライクを狙ったところですが、この場合はボウリングではなく野球のようなもので、3つのストライクで終わってしまったのです。

この図は、原子力規制委員会(NRC)が福島原発事故の何年も前に実施した研究からとったものです。通常の交流電源を喪失したときにどうなるか、バッテリーの直流電源が作動することを示しています。福島原発は何年も前に定められたタイムラインに礼儀正しく従いました。緑の垂直の破線は4時間後を示しています。これが米国発電所のバッテリーの容量分です。

赤の破線は8時間後を示しています。この分析によると、約5時間ないし6時間でバッテリーは消耗します。その時点で、圧力容器の水位が下降し始め、炉心が熱されて行きます。約14時間、あるいは10から12時間で炉心は溶融し、圧力容器を突き抜けて燃えました。

これは予測であって、予期せぬ驚きではありません。数時間後には格納容器が損傷しました。悪い結果が起こる可能性がある悪い条件がそろうと、当然悪い結果が生まれる。これは何年も前に予測されていました。福島はこの分析が実際に現実となったことを、3度にわたって示したのです。

その結果です。3号機は左側、4号機は右側ですが、位置は問題ではなく交換しても同じです。どちらにしても見栄えのよいものではありません。建屋は爆発しました。4号機の炉心には燃料はなかったかもしれませんが、同様に爆発しました。3号機へのシンパシー・ペインか何かでしょうか。

原子炉建屋は二次的格納容器、つまり、汚い放射性物質と公衆を遮る最後の防壁ですので、これが破壊されたということは、福島には放射能への防壁がもはや残っていないということを意味します。

これは私の研究ではなく、アーニーのでもなく、ラルフ・ネーダーのでもなく、ヘレン・カルディコットのでもなく、他ならぬNRC(原子力規制委員会)の2003年8月の研究です。広域停電が起こったら米国の原発で何が起こるかを観察しています。NRCであって、私たちではありません。

これはシーブルック(Seabrook)のような加圧水型炉に関する表です。第3列は広域停電による原子炉溶融の確率を示します。第2列は当該原子炉が溶融する全体的なリスクで、プラント所有者によって計算されたものです。これも、私やアーニーやグリンピースなど他の者ではありません。

第4列はただの割合です。発電所のブラックアウトがあった時のメルトダウンの全体的な確率が何パーセントかを示します。米国の多くの発電所で、長時間の電力喪失があった場合のメルトダウンの確率は非常に高いのです。これは海外沿いに立地していないものも同様です。イリノイ州の発電所の緊急ディーゼル発電機を破壊するのに、津波を連れて行く必要はありません。

シーブルック(Seabrook)原発の場合は、広域停電による溶融の確率は22%です。NRCとプラント所有者によるデータですが、なぜか福島事故以後、彼らはこのことについて大きな声で語ろうとはしません。

この表は米国の原子炉のバッテリー稼働能力も示しています。赤く囲まれているのは皆4時間発電所です。8時間でも福島では十分でありませんでした。ところが、NRCは4時間で十分なはずだというのです。

28:40 これはピルグリム(Pilgrim)やバーモント・ヤンキー(Vermont Yankee)のような沸騰水型原子炉についての表です。多くの発電所で、広域停電が炉心溶融につながる高い可能性を示しています。ここにイリノイ州のラサール発電所(LaSalle)が、シカゴ郊外で津波のリスクが特に高い危険地域とは知られていませんが、入っています。広域停電により炉心溶融が起こる確率は80%です。他のあらゆる原因を合わせたリスクの4倍に等しい確率です。

これが主要な原因でした。米国の発電所はすべてが津波に脆弱ではありませんが、広域停電には脆弱です。2003年のハリケーン・アンドリューによる停電の際、ハリケーンはターンキー・ポイント原発(Turkey Point)を通過し、これを停止させ、4日間にわたって電力供給を奪いました。私はテネシー州に住んでいます。州境をちょうど越えたところのアラバマ州側で2週間前にトルネード(竜巻)がブラウンズ・フェリー原発(Brown’s Ferry )を襲い、ループを引き起こしました。文字通りの「ループ(LOOP)」(外部電力喪失: Loss Of Offsite Power.)です。数日間、外部電源喪失状態になりました。しかし、ディーゼル発電機の大方は稼働し、いくつかの故障はありましたが、全体としては正常に稼働して水素爆発を防げました。

以上が主要な原因です。

副次的な要因は手続の不十分さです。私が原子力規制委員会(NRC)で働いていた間、そこの検査官に緊急手続について教えていました。これは私が彼らを教育するのに使っていた図の一部です。米国内のピルグリム原発やバーモント・ヤンキー原発、沸騰水型原子炉の運転員たちによって使われていたものと同一です。

これらの教材は電力のコントロール、圧力容器内の水位、圧力容器内の圧力を、さまざまな想定下でのあらゆる種類のシナリオのもとでどのように処理するかについて多くの情報を提供していました。しかし、それは事故が台本どおりに従ってくれた場合にのみ有効なのです。その全ては電力が4時間以内に復旧するということを前提としていました。実際にこれを前提としていましたので。ですから、恣意的に、電力は4時間以内に回復するとされていたのです。

日本では電力は8時間以内に復旧するとの前提を立てていました。ですから、事故がこの台本通りに進まず、前提とした時間までに電力が復旧しない場合に、運転員は何をすべきかについて何の指針も持たないのです。彼らは実際によく対処しました。何の指針もなければ、どのような選択肢もなかったのですから。できることは多くはありませんでした。あったのは数台のポンプ、数台のモーターで、しかも電力なしには動かせません。動かせないポンプを指摘することはできたとしても、動かせるものを何一つみつけることはできなかったのです。

これは使用済み核燃料の事故に対処するために用意されている、緊急手順の全ての完全版リストです。全てが掲載されています(笑)よいニュースなのは、運転員は存在しない手順を忘れることも、これに違反することもできないということです(笑)。1年間NRCのために働きました。どんなことにも良い側面をみつけることはできます。

これが埋められねばならない領域であり、ギャップだと思います。もし米国の原発で使用済み燃料プールの事故があった場合に、運転員が参照できる手順があればよいのですが。

アーニー・ガンダーセン:この種の事故に2番目に寄与している原因は、これも福島に限ったことではなく、ここでも起こりえるのですが、過密状態の使用済み燃料プールです。

これらの発電所が設計された際、使用済み核燃料はそこに5年間置かれた後に、再処理工場へ輸送される計画でした。私が業界で上級副社長だった時、私の部門がやっていたことは核燃料ラックを設置することでした。ときには同一の顧客のために3回も核燃料棚を造ったことがあります。もし5年が限度なら、10年間使おうというわけです。5年経ったら、顧客は戻ってきてドアをノックし、もっと必要だと言ったことでしょう。

そして、日本で起こったのは燃料ラックがすし詰めとなったことです。ピルグリム原発のような原子炉は燃料プールが非常に高く空中にそびえています。ここにはさらに問題がでてきます。

しかし、本当に問題なのはこれらの燃料を全て一カ所に置いていることです。ピルグリム原発の燃料プールには、これまでの全ての原子爆弾と、チェルノブイリ、福島を合わせて放出された以上のセシウムがあります。従って、燃料プールが火事になると、それは天文学的な数字の信じがたい損害をもたらす可能性があります。

これは4号機の写真で、4月の水素爆発の後、大方もと通りの量の水が給水される以前のものです。燃料棚のてっぺんに小さな箱があり、これらが露出しています。核燃料の先端が露出するほど多くの水を失ったというわけです。ここで指摘したいのは、ここにいくつかの小さな箱が、またここにもいくつかの小さな箱が集まっていることです。もし、小さな箱をつくるビジネスに従事している人がいれば、これが何を意味するかは明瞭ですが、そうでない人にはしばらく観察することが必要かも知れません。詳細をご覧になりたければ、このスライドは私たちのウェブサイトに掲載しているので観て下さい。

これは高密度の燃料ラックです。日本人はアメリカ人よりはずっとうまくやっています。彼らはここに5年、6年、あるいは7年燃料を保管し、その後、乾燥キャスク貯蔵庫に移します。アメリカ人は乾燥キャスク貯蔵庫を持っていないに等しいです。丁度ひとつの炉心を空にしておくのに十分なだけです。従って、2番目の副次的原因は燃料プールに多くの燃料を詰めすぎていることで、これを乾燥キャスク貯蔵庫に移す必要があるのです。(次のスライド)

3番目の原因、これをとうとう議論することになりました。ディーゼル発電機が冠水しなくとも福島原発は失敗したことでしょう。なぜなら、これらのディーゼルは給水ポンプと呼ばれるそれ自身の冷却ポンプ持っており、それはちょうど水の真上にあります。台所のシンクにヘアドライヤーを落とし、取り出してからスイッチを入れても、うまく動かないでしょう。福島の給水ポンプも同様に故障しました。これとは異なるアメリカの原子炉は「私たちのディーゼルは高いところにあるので、ここではそんなことは起こらない」というでしょう。この点についての事実は、ポンプは水面下に沈めておかねばならないということです。そこに水があるのですから。この写真で、ひと山の瓦礫が見えるでしょう。ちょうどここです。これは給水ポンプです。破壊されてなくなってしましました。ですから、仮にディーゼルが残ったとしても、また高いところにおいてあったとしても、ディーゼルの冷却に用いる水が失われかもしれず、それなら同様の状況に至ります。

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繰り返しますが、人々がここのディーゼルは日本とは異なると言っても、給水システムはそうはいかず、水の上になければならないのです。例えばフロリダでは、デイブが話したターキー・ポイント原発では、ハリケーン・アンドリュー来襲時に、もう少しで発電所にぶつかる直前にまで巨大な高波が押し寄せました。ハリケーンが給水ポンプを冠水させ福島のような事故を引き起こせば、ハリケーン・アンドリューよりも遥かに悪いことになります。

最後に、しかし重要性が最も低いわけでなく、私が学んだ教訓はいかに私たちが賢くとも、大自然にはかなわないということです。この写真は先週ネブラスカ州の原発で撮ったものです。そこには2つの原発があります。私の話がおわかりかどうかわかりませんが、もしあなたがネブラスカにいればおわかりでしょうし、信用して下さる方がよいでしょう。ロッキー山脈には膨大な雪があります。ロッキーに発するいくつかの川、これはミズーリ川ですが、氾濫状態にあります。実際には、氾濫状態を越えているといってもよいでしょう。ミズーリ川はこの原発の堤防をいつ破壊してもよい状態です。これはわれわれのいうところの設計起因の事故で、そのように建設されたのです。設計起因の事故は起こってはならないもので、これは誰もがこれをひときわ重大 と考えます。この原発は現在堤防の真上にあります。これがはじめてではなく、1993年にも同じことが起こりました。

もし設計起因の事故が20年の間に2回起こったとしたら、その教訓は、これらの堤防をさらに高くする必要があるということかもしれません。これは良い考えかも知れませんが、実現しません。他の一片は、福島が教えたことですが、そこでの津波は予見されていたということです。しかし、われわれは全ての津波の要因を予見することはできませんでした。現在ミズーリ川が氾濫している理由は上流に能力限度に近い6つのダムがあり、もし水がそれ以上に満水となれば決壊するでしょう。そこで全てのパイプがダムの決壊を防ぐため、水を下流に放流しています。

私は「もし、〜なら」の世界に住んでいます。これらのダムの1つが決壊したらどうなるか? この原発の所有者であるライセンス申請者はこのように設計をする必要はありません。ですから、われわれはたった今、福島から離れたところでダムの決壊を目のあたりにしているのです。

ここボストン地区で、皆さんはケープ・アン(Cape Ann)地震を経験しました。1969年の昔に起こったことを皆さんが覚えているかどうかわかりませんが。これはボストンを破壊したのです。そして、ケープ・アン地震が予想される最悪のものとなどと考えないで下さい。大自然は、ここで、予想より遥かに困難な試練をわれわれめがけて投げることがあるということを教えてくれているのです。

しかも、ニュー・イングランドの発電所の設計の基本はケープ・アンです。それにさかのぼる記録はそんなに多くはなく、ごく少しの歴史を辿って行きます。

西海岸にはダイアブロ・カニョン原発(Diablo Canyon)があります。3マイル離れた沖合には、発電所が建設されてから発見された断層があります。しかし、それは発電所建設後に発見されたために、新法令の適用対象外となっています。

海岸を下るとサン・オノフレ原発(San Onofre)があり、そこの津波防波堤は9メートル(28フィート)の高さです。これについては再評価の必要があると思います。大自然はわれわれが起こると信じたいこと以上のことを成すことができるのです。

デヴィッド・ロックバウム:何が問題かのいくつかについて学びましたが、われわれに必要なのは原子力規制委員会(NRC)の不行動(NRC inaction.)、おっと失礼、3つの語が必要で、行動するNRC(NRC in action)、でした。(笑)

行動させるのはとても難しく、私は14年間UCSにいましたが、とても困難です。NRC(原子力規制委員会)で働いていて解決できないままでいた問題のひとつは、行動が十分でないことでした。それが問題だということ―燃料棚の使用限度ですが―を強調することはなかったのです。NRCで働くということは実際には活発で精力的な仕事とは言えませんでした。

これは加圧水型原子炉の概略図です。ここでお話ししたいのはいくつかの安全に関する問題で、NRCは自ら知りながら、米国の原子炉の問題を解決しようとせず、人々にますます高いリスクを負わせつつあるということです。以前から彼らはこのことを知っています。これが最初にお話ししようとすることです。最初に彼らは数年前、大統領に警告を行いました。警告を発した相手の大統領はジミー・カーターでした。その問題は未だに解決していません。それはジミー・カーターの誤りではなく、NRCの過ちだと信じています。その問題とは、加圧水型炉では、原子炉容器につながる配管が破断すると、原子炉内部の冷却水が破断した管から急速に漏れだすということです。システムの最初の対応は、窒素ガスで上部に圧力をかけた高圧水槽水をパイプに通して、破断したパイプから漏れていく水を補給することです。

最初の補給水は、ポンプが自動的に左側から作動し、交換水をタンクから圧力容器に戻して、破断したパイプの両端から流出する水を補給するまでに十分な時間を与えます。ある時点で、外部のタンクは空になります。そこで次のステップでは原子炉の底に集まっている水を同じポンプを通して送り込む。これらのポンプは取水の場所を再調整し、圧力容器を冷却するために送り返します。水は破断した配管を通して漏出し、炉の底での補給を終え、その水は原子炉の冷却のためにリサイクルされるのです。NRCが知っている問題は、配管の破断した方の端から噴出する水の激しさが壁の塗料、配管の断熱(絶縁)被覆剤、行く手の剥がれやすい他のどのような物質をも引き剥がして建屋の地下まで運び、そこでバスタブの排水口の髪の毛のように網を詰まらせるということです。そして、水はポンプにたどり着くのではなく、建屋内で溜まるのです。NRCはこのことをカーター大統領に警告を行った1978年から承知しています。

これはNRCが行った、米国の69カ所の加圧水型炉でこれが起きる確率を調べた研究です。赤いボックスは、サンディア国立試験場によると、米国原子炉でメルトダウンを起こしやすいところです。少し急ぎます。

69の原子炉のうちただ53基だけが事故が起こった際にこのメルトダウンが起こる可能性が高い。1978年以降で69基のうちのたった53基だというのです。よいニュースはNRCがプラント所有者にこの問題を解決するように要請し、オーブントースターを、最初にこれを実行した会社に与えたことです。(笑)最初の会社は、理由は他にあるのですが、デイビス・ベッシー原発でした。しかしこれらの原子炉のうちの多くが現在はこれを解決しています。かれらは格納容器内にもっと大きな濾過スクリーンをおいてこれを塞ぐデブリーをより多く取れるようにしました。同時に彼らは格納容器内のペイントや塗装、その他の材料を交換して、破損して格納容器に落ちてしまいがちだったのを強化しました。

従って、この問題を解決した原子炉では実際にこの問題が存在する確率も小さくしたのです。

しかし、20の原子炉はナンシー・レーガンの指示に従って、NRCの要請を拒否し、NRCの再度の要請にも従えないという態度を取りました。

私たちはNRCがこれら20の原子炉に多くの他の原子炉が解決済みのこの問題に対処させるように働きかけており、その間に皆さんの裏庭にあるプラントでこの問題が起こらないように望んでいます。というのはそれがうまく働かない可能性は十分あるからです。しかし、それは原子炉が停止した場合のみですが。(笑)

カーター大統領が警告を受けたよりも早く、アラバマ州でテネシー河谷開発公社が所有・運営しているブラウンズ・フェリー発電所で火事がありました。ろうそくを使って空気漏れを探していた作業員が、ろうそくがそうなることは知られていますが、火事を発生させたのです。オレアリー夫人の牛にはアリバイがありましたが、この作業員はろうそくの火で空気漏れを探そうとして制御室の真下の部屋で火事をおこしてしまったのです。全てのケーブルが制御室からその真下のこの部屋を通り、プラントのさまざまな施設に出て行っていました。

発電所はすべての電力を維持することができましたが、制御システムと制御室をつなぐ全てのケーブルと屋外設備が失われました。ブラウンズ・フェリーの1号機は緊急設備のすべてを失いました。火事は全てのケーブルを損傷しました。2号機はこの火事により、安全システムの大部分が喪失しました。

それで、NRC(原子力規制委員会)がこれは際どいと思ったのです。NRCは1980年5月、ブラウンズ・フェリー事故の再発を防ぐために規則を採択しました。これは、NRCのリストで、これらの 規則に対応せず、またNRCが2004年に採択した別の規則のどちらにも対応していない—NRCがどちらかの規則に従うよう要請しているにも拘らず―原発の一覧です。これらはNOと答えたきりです。米国の50の原子炉のうち、およそ半分で、30年前に採択された規則に基づいた防備がなされていないのです。これはNRCの怠慢です。

皮肉な事に、これらの規則に対応していない発電所のひとつは、そもそもこの問題の発端となったアラバマ州のブラウンズ・フェリー原発で、全く弁解の余地はないのですが、規則に従っていないのです。

これは説明の必要もありませんが、およそ10年前に私たちはあの9/11を体験しました。NRC(原子力規制委員会)は原子力発電所が悪意を持った行動に対する脆弱さを軽減するために従うべき安全要件を課しました。今日、NRCはこの規則に従っていない数カ所の発電所があることを認識しています。これらの原発所有者はもっと時間が必要だというのです。みたところ、テロリスト達がリタイアするのを待っています、というのが私たちの新しい安全防備体制なのです。(笑)もし私たちが安全面での不備を見つけたら、現場に行ってそれに対処するはずで、一覧表に載せて原発所有者に安全規則に従うよう要請し、お願いし、説得するというようなことはしません。NRCが自ら定めた規則を執行すればよいのですが。行動しないのです。 

アーニーと私は、原子力規制委員会(NRC)以外の場で、これらの問題に対処するため行われたことについてお話ししようとしていました。約12年前、NRCは私を連邦政府諮問委員会法の委員に任命しました。この委員会は特定の活動を監視する為に法的に認可された諮問組織です。この例では原子炉を監督する活動でした。委員会のメンバーには業界代表数名、NRC当局者数名、州政府当局者数名がおり、さらに、名目的な委員で、どのようにNRCの試験的な原子炉監督活動の実際を観察するために加わった市民代表が1名いました。この委員会の良いところは、全会一致の委員会であって、最終的な結果にはそれぞれの委員の観点が反映されねばならないということでした。報告書は多数意見と少数意見をまとめたではなかったのです。
委員会がフォローアップ調査を行った際にはこのルールを多数意見/少数意見に変えてしまったので、私が何を言ったのかは問題ではなくなりました。

しかし、少なくとも最初の委員会ではよい監督活動だったので、これを前進させることはそれなりに意義があるだろうと考えます。NRCが同様な委員会をつくり、福島からの教訓を学び、どのようにNRCがそれを実行するかを観ることを目的とするならば、市民がその委員会に代表を送る値打ちがあると思うのです。少なくともメンバーの1人は地元のグループ、Region 1の地域グループ、ピルグリム・ウォッチ、C10その他の人から、またRegion 2、南西地域、西海岸あるいは中西部から選ばれるとよいと思います。

現在のところ、市民はいくつかの理由により、NRCを全面的には信頼していません。市民の代表を送り、市民の関心事をNRCに提起するのはよいことでしょう。そして、NRCの行動、説明、あるいは行っていることや行っていないことの正当化について、市民に報告を返させるのです。

アーニー・ガンダーセン:他の例は私たちがバーモント州で行ったことです。州の立法府は法律を策定し5名の人々に権限を与えました。1人は知事任命、1人は州上院の臨時代表、もう1人は州下院の多数派リーダーでした。

これら3名が5名の委員会の定員を充たすために、あとの2人を選びました。私が調査したこととデイブが調査したこととの違いは、州はNRCの管轄事項とぶつかってはならないところで、私たちは安全事項を調査することはできまでした。責任事項は調査できますが。

たとえば、非常用炉心冷却装置(ECCS)は私たちが調査できない事項でした。しかしECCSの点検が停電の期間に影響するような場合は、それは責任事項となりました。私たちはコンサルタント達の900万ドルに値する仕事の後に報告書を発行しました。そのお金は私のところに来たと言いたいのですが、そうではありませんでした。行列の形を取った検討事項に答を出すために、コンサルタントのチームが招かれました。13の異なるパラメーターについて、6つの異なる原子炉システムごとに調査していました。それは13×6の行列です。そして、委員会が特定した81の異なった領域での問題に関わっていました。いつも不思議でした。部外者を雇って81の問題を見つけさせることによる渉外事務の問題に耐える代わりに、なぜエンターギー社(Entergy)はそれを自分たち自身でやらなかったのか。しかし、彼らはそうしないことを選んだのです。

その翌年、彼らが地下の配水管についての真実を全ては私達に伝えぬまま、私達は再招集され、さらに9つの問題を発見しました。従って公的な監視グループは実効的にはバーモント・ヤンキー原発における90の問題を特定したことになり、これら全ての課題を解決するには少なくとも2015年から2016年までかかることが予想されました。他方、もちろん、原発の操業認可は2012に終了します。そして、この延長がなされるかどうかを私達は見ることになるでしょう。原子力発電所の内部メカニズムに光を当てるのにどのような州政府でも考えつく活動と同様、効果的な活動でした。

有り難うございました。(拍手)

-END- 英会話スクールWILL Square

テーマ : 原発事故
ジャンル : ニュース

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Jo2Rayden

Author:Jo2Rayden
"Not the old create a new era!"
原子力関連、放射線関連の動画に日本語訳、英訳を付けてご紹介させて頂いております。
1/1 GUNDAMの自作動画に東日本大震災の義援金受付先各WEBの紹介を付記してご紹介させて頂いております。
I stay on Earth. I speak Japanese & English.I'm interested in Nuke Power Energy Policy, Donation for East Japan.

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